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店員さんに「ありがとう」

こんにちは、つむじです!
今日はももさんが書いてくれた 店員さんに『「ありがとう」を伝えていますか?〜小さな小さな対人関係〜』をご紹介したいと思います。

このコロナ禍で、人とコミュニケーションを取る機会が減りましたよね。そんな中、スーパーやコンビニで店員さんと小さな対人関係を、以前よりも大切に感じている方も多いのではないでしょうか。


私のアメリカ生活で印象に残っているもに、この“小さな対人関係”があります。
食料品店、コーヒーショップ、本屋、レストラン、どこに行っても結構な確率でレジで最後に “have a nice day”的なことを言われます。こっちも嬉しくなって”Thank you, you too”と返します。全然知らない人なのですが、友達みたいな軽いノリで接していました。一度スーパーのレジの人と仲良くなりすぎて、お店に売っている小さな花束をプレゼントしてくれました。「これはサービスだよ!」って。それがきっかけでルームメイトと私の間で花をキッチンテーブルに飾ることが習慣になりました。いやぁ〜いい思い出や…。

そんな毎日の小さな対人関係に私はけっこう癒されていました。名前も知らない人だし、一瞬の出来事。何でこんなに「嬉しい気持ち」になるのでしょう?
おそらく、その小さな対人関係の中で相手の素朴な「優しさ」を感じられたからだだと思います。

知らない他人との一瞬の関係なので、言ってしまえば無下にしちゃっても別に自分にマイナスはありません。友達でもないし、次会うこともないだろうし。
でも、そんな取るに足らない関係性の仲での優しさだからこそ、それを受け取った時の嬉しいレベルは倍増するのではないでしょうか。思いがけずもらった小さな優しさは、1日の充実感をかなり上げてくれたりするので、結構なパワーを持っていると思います。だから私はその小さなコミュニケーションが好きです。

人間は社会的動物です。家族や友達から始まり、知らない人との小さなコミュニケーションを通して、社会と自分の繋がりを無意識のうちに築き上げているのだと思います。そしてその社会とつながっている感覚って自分の存在意義を肯定するのにとても重要な要素だと思うのです。
社会の中で「みんな」で生きているという意識を持つと小さなサービスにもありがとうの気持ちが出てくるのかな。

いろんな人に支えられて私の生活は成り立っております。
もし、今電気が止まってエアコンが動かなくなったら…トイレの水が流れなくなったら…ゴミ収集車が来てくれなくなったら…宅配便業界が止まってしまったら…生きていかれまへん!泣。
なんてVulnerableなんでしょう。

カフェの店員さんもそんな小さくも温かい関係性の一人。
そのありがたさを忘れると「自分はお客じゃ〜、サービスされて当たり前でじゃ〜」となってしまうのかも。丁寧なサービスをしてもらえる事は、当たり前ではないのです。

私は今、マスクしてるから、目だけでいかに笑顔を伝えられるか研究中です。

今日も暑い中働いてくれている方々に、感謝です。ありがとうございます!

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