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家族ってなに?多様な家族のカタチについて

こんにちは!チャリツモインターンのゆきのです。

今回はイラストレーターkameさんによる『kame cinema vol.3「チョコレートドーナツ」』の記事をご紹介させていただきます。
私もこの映画を観たことがあり、その頃から大好きな映画の1つだったので、この映画が紹介されている記事を発見した時はすごく嬉しかったです。
Kameさんが記事の中でつづっているように、私もこの映画を観た後は「何をもって家族とするのか」について深く考えさせられました。

現代社会において家族の形はかなり多様になりました。
異性カップルが唯一のモデルではなくなりましたし、さらに法律婚か事実婚か別居婚かなどのさまざまなカタチのつながり方が生まれてきています。
子どもを持つのか、持たないのかも選択肢の1つ。そしてその子どもと血縁関係をもつのか、養子を迎えいれるのかも選択肢の1つです。

海外では、家族の在り方の1つとして同性カップルが法的に認められている国が多く存在します。しかし、日本では同性カップルが法的に結婚すること(同性婚)がまだ認められていません。『政治家うっかり失言TIMELINE~ジェンダー編~』でも紹介されているように、同性カップルは子どもを持てないため認められるべきでない、と考える人が未だに存在します。
これは、社会において「結婚」と「出産」がいかに深く関連付けて捉えられているかということ、カップルにおいての「子ども」が両親との血縁関係を前提とされていることを表しています。

しかし、kameさんが記事の中でつづっているように、家族にもっとも必要なものは「心の繋がり」であり、「誰と家族になるか」は当事者が決めることであって第三者が引き裂くべきものではない、と私は思います。

そして、法律はそんな当事者間の選択をサポートする存在であるべきです。
日本でも今年の3月に北海道で、同性婚を認めないことは法の下の平等において違憲であるとの判決が出されました。これは日本で同性カップルが認められるための大きな進歩となりました。一方、LGBTQ+への国民の理解を増進するための「LGBT理解増進法」が国会で見送られるなど、日本で同性カップルが法律的に認められるまでの道のりはまだまだ続きます。

社会システムが法律に基づくこの社会では、法律によって認められることが愛する人を守ることにつながります。

世界はここまで変わったよとルディとポールに胸を張って言える社会が早く訪れること願うばかりです。

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