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【初心者向け】刺し子のやり方③仕立てと仕上げ編

手軽にできて無心になれる「刺し子」。

ちくちく一生懸命に作った作品は、やっぱりきれいに仕上げたいですよね。今回は刺し子した布をコースターやランチョンマットなどの作品に仕上げる時の手縫いのやり方と、作品を美しくする最後のひと手間についてご紹介します。

○手縫いの基本を振り返りたい
○最後まできちんと作品を仕上げたい

そんな方におすすめです◎ぜひ読んでみてくださいね。

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仕立ての手縫い

玉結び・玉どめ

まずは玉結び・玉どめをマスターしましょう。
①準備~針の運び方編では刺し始めと刺し終わりのやり方のひとつとしてご紹介していますが、手縫いでもこの基本的な糸始末を行います。

玉結びは糸の先を持ち、人差し指に1回巻きます。親指を人差し指にこすりつけるようにずらし、糸をより合わせます。より合わせた部分を中指と親指でおさえ、糸を強く引いて固く結びます。針に糸を通し、縫い始め位置に針を入れます。

玉どめは、縫い終わり位置まできたら、裏に針を通します。生地に針を添えて2回ほど糸を巻きつけ、巻いた部分を指先でおさえて針を引き抜きます。糸端はできた結び目のきわでカットします。

なみ縫い

手縫いでもっとも基本的な縫い方です。

写真のように布を持ち、糸を通した針を上下させておよそ3mm間隔で縫い合わせます。

刺したところはこまめにしごいて、布がつれないように注意します。

返し縫い

縫い始めと縫い終わりに、縫い目を強くするためにほどこします。
※ここでは手縫いでいう「本返し縫い」「半返し縫い」とは異なるやり方をご紹介しています。

数針先から針を入れ、縫い始めの位置までなみ縫いをします。

折り返して、なみ縫いした部分を同じ針目で縫い戻ります。玉結びの箇所まで進んだら、その先はなみ縫いをして縫い合わせていきます。

縫い終わりは最初と逆で、縫い終わり位置までなみ縫いをしてから数針分同じ針目で縫い戻ります。

コの字とじ

コースターやランチョンマットなど、返し口を縫いとじるときに使用する縫い方です。

一方の布の折山から針を出し、反対側の折山に垂直に針を入れます。

布がつれない程度に糸を引き締めます。

分かりやすいように目立つ糸で縫っていますが、同系色の糸で縫えば表の針目が目立たずきれいに仕上がります。

仕上げ

完成した作品を水につけてやさしく押し洗いし、プリント図案を消します。
強くこすったり、引き絞ると針目が崩れてしまうので注意しましょう。また、長時間の浸け置きはしないようにしましょう。

タオルで水気をきり、陰干しします。

半乾き程度になったら、あて布をして中温(ドライ)でアイロンをかけます。

手で軽く形を整えたら完成です!

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