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幼少期

私は田舎で祖父、祖母、母、単身赴任で普段家にいない父、5歳離れた弟と暮らしていた。

単身赴任の父はどれくらいの頻度で帰ってきていたとか全く覚えていない。
関西へ単身赴任していたのでその単身赴任先に遊びに行っていた記憶は少しある。

私の幼少期の記憶は保育園で過ごした記憶が強く残っている。

当時のビデオを見ると、ひょうきんでいつも友達と笑っている。
今の自分とは大違い。

ただ、残っている記憶の中には先生に虐待じみたことをされたことが一番に浮かび上がってくる。


年中の頃のお昼寝の時間、寝付けなかったが目を瞑っていた時に
当時苦手だった先生に叩き起こされ、無言で普段園児の布団を収納している押入れに勢いよく入れられた。

何故、突然入れられたか理解出来なくて最初は無言で押入れの中に立っていた。

ただ押入れの中は真っ暗で怖かった。
恐怖で外に出たくて母の名前を呼びながら扉を叩いていた。

先生は無言で押入れの引き戸を押さえていて、扉はびくともしなかった。

泣きながら母の名前を呼び、「出して!助けて!」と叫んでいると
やっと扉が開き、閉じ込めた先生が「みんな起きちゃうでしょ!静かにしなさい!」と顔を近づけて言ってきた。

その後の記憶はもう無いが、苦手だった先生が”大嫌いな先生”に変わった。


その先生はその後も、教室で掲示物を替えていてその際落ちた画鋲を私が踏んでしまい、その時その先生しか近くにいなかったので「画鋲が刺さった」と画鋲が刺さった足の裏を見せたが、「何も無いじゃない」と言われた。

その後、祖父母が迎えに来てくれて親戚の家に寄っていた時に、あまりの痛さに「痛い!」と私が言った時に祖父母が足裏に刺さった画鋲を抜いてくれ、保育園にすぐ連絡したそう。

その後、その先生とは接触がほとんど無くなった為、嫌がらせのようなことは無くなった。

が、次は弟の担任になった。
私が小学生に上がった頃、スーパーでその先生と会ったこともあったが、上記のこともあり、その先生に聞こえるように「あの先生大嫌い!保育園の時、押入れに閉じ込められたり、意地悪された!!」と言った。

先生は流すように親と弟に笑顔を振りまいただけだった。
その後、車の中で母に「何でそんなこと言うの!!恥ずかしいやろ!!」と叱られた記憶がある。


保育園児の頃、もちろん好きな先生や仲良い友達、楽しかった思い出もあるが、今思い返すと嫌な思い出のほうが強く残っている。


いつから憎悪が強くなってしまったのか、、


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