クラウドソーシングの記事作成でやってはいけない仕事

クラウドソーシングでライターとして仕事を取りやすくするコツを発注者視点で解説しています。

初回は未経験者向け！クラウドソーシングでライターとして仕事をする方法

二回目は仕事が取れるプロフィールの作り方

今回は「クラウドソーシングの記事作成でやってはいけない仕事」について解説していきます。といっても大半はやってもいい仕事なのですが、中にはステルスマーケティング、依頼と称したアカウント登録やSNSフォローや情報拡散の要求、体験談と称した口コミの捏造など社会に不利益をもたらす可能性のある案件が存在します。これらはクラウドソーシングでも取り締まりを行っているようですが、すべての案件をリアルタイムに調査できてはいませんので個人での見極めも必要です。

体験談や口コミの捏造はダメ

クラウドソーシングで多いのは「嘘の口コミや体験談」を作成する仕事と覚えておきましょう。例えば、利用したことのない化粧品についてあなたが使用感や効果を捏造する記事を納品したとします。

納品物は口コミサイト等、発注者が管理するサイトへ掲載されますから、購入を検討している消費者の判断を左右する可能性があります。これらは特に検索ニーズが高い美容、健康、お金に関する分野に多い傾向があります。

【例】

〇  自分流のメイク手順やポイントを解説する記事作成

×　指定された化粧品の悪いレビューを書いてください

〇  体形を維持するために取り組んでいるエクササイズの紹介

×　ダイエットサプリについて良い口コミを書いてください

〇　自分が株式投資をはじめたきかっけや失敗談・成功談

×　 〇〇するだけで稼げる投資ツールの良い口コミ作成

これらは当たり前のことなので大半の方は募集内容で判別できると思いますが、中には募集上で明記を伏せ個別の相談で内容を指定してくるパターンもあります。この場合、仕事を行わずクラウドソーシングへ通報しましょう。

内容を指定しないレビューであれば問題ないとされていますが名誉棄損・営業妨害につながるような内容はNGです。「記事が掲載されるサイトの利用者はどう思うか」を考えながら見極めていきましょう。

SNSのフォローや拡散、アカウント登録もNG

記事を作成する工程にメルマガ登録やWebサービスのアカウント開設TwitterやFacebook、Instagramのフォローが含まれている募集、あとは自身が持っているブログやSNSなどのメディアへ指定内容の投稿も広告に該当する場合があるため、やめておきましょう。

直接取引もNG

クラウドソーシングは20％の手数料がかかるため直接取引を持ち掛けてくる発注者がいますがこれは規約上NG。発覚した場合はアカウントの削除だけでなく損害賠償や違約金が発生する場合があるためやめましょう。

ちなみに直接取引の多くはメッセージ経由で発注者から連絡がきますし、その内容はクラウドソーシング側にも監視されています。もらい事故を防ぐためにもそのようなメッセージには返信せず通報することをおすすめします。

やってもいい仕事

未経験者の場合は「自身が体験したことがある内容の記事作成」「就業経験等や趣味などで知見のある分野の記事作成」「学習意欲が湧いてくるなど興味のある分野の記事作成」この三点に絞って探すようにしましょう。

やってはいけない仕事のチェックリスト

□噂や憶測によるレビュー捏造を求められていないか

□サービスアカウント開設やSNSフォローが作業工程に含まれていないか

□自身のメディアへの投稿を促すなど広告に該当していないか

□直接取引や連絡先交換を求められていないか

モラルの観点からNGという募集は発注者の書き方によって判断基準が曖昧になりがちですが「自分の記事が掲載されるサイトの利用者が自分の家族だったら」と考えると判断しやすいと思います。

クラウドソーシングがはじまったばかりの頃はかなり荒れていて問題も多発していましたが、最近は発注者・受注者ともに使い方の理解が進んでいるため、応募しても問題ない募集がほとんどだと思います。

ただ万が一の事故を防ぐためにも「やってはいけない仕事」について理解しておきましょう。いよいよ次は仕事につながるノウハウ。受注率がアップする提案の作り方です！これは僕がクラウドソーシングで受注を増やす上で最も力を入れたところなのでぜひ参考にしてみてください。

【済】未経験者向け！クラウドソーシングでライターとして仕事をする方法
【済】仕事が取れるプロフィールの作り方
【済】やっていい仕事やってはいけない仕事
【次回】受注率がアップする提案の作り方
・最低限知っておきたいSEO記事の作り方
・発注者が求める体験談記事の作り方
・商品・サービス紹介記事の作り方
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※順番や内容は変わる可能性があります