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リバウンドのメカニズム

脂肪を無くすには、エネルギーとして使うしかありません。
その為に、食事制限で身体を饑餓状態にする必要があります。

なぜなら、脂肪がエネルギーの補助タンクで、なかなか使われないからです。

しかし身体としては、脂肪を分解する前に筋肉を分解してエネルギーにする方が簡単なわけです。

という事は、"食事制限だけのダイエット"をすると脂肪よりも先に筋肉がなくなるという事です。

例えば、食事制限の内容を糖質制限にすると、グリコーゲンについてる水分が抜けるから、結果として体重が減ります。すると、一般的な平均体重よりは低いが、体脂肪約20%の痩せ体型だけど、見た目?な身体の出来上がりです。

ここで、とりあえず体重は落ちたので、食事制限を解いたとしましょう。

すると身体は、いつ饑餓状態になってもいいようにエネルギーを脂肪として溜め込もうとするのです。

今は食事制限によって、少ないエネルギーで生活できる状態です。なので、余剰分は貯蓄にまわります(脂肪になります)。つまり排出はされません。

この状態が続けば、典型的なリバウンドコースを歩む事になります。

筋肉の分解よりも、脂肪の分解を優先させたいのであれば…

身体に筋肉が必要なものだと分からせる必要があります。

その為に運動をするのです。


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