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【運用報告】2022年7月資産運用報告 #70

こんにちは。ちゃぴのすけです。
7月の資産運用報告です。

7月の株式市場

大きく下落した6月末と比較し、7月の米国市場はは上昇で引けました。

S&P500 1month return

ダウ平均株価:+6.72%
S&P500:+9.11%
NASDAQ総合:+12.35%

S&P500は約2か月ぶりに4100ラインを回復、NASDAQ総合も12000まで復活しました。ただ、昨年11月にNADAQ総合は16000を超える水準まで加熱していましたので、まだその水準には大きく至らないことになります。チャートだけ見ていると底を打ったようにも見えますが、まだまだ先行きの見えない市場が続きます(こういうときは市場は放置に限りますね)

7月末資産状況

7月末の資産状況は下記のようになりました。

トータルリターン:+41.9%
総資産成長率:+6.20%
純資産成長率:+4.72%

シャープ・レシオ:1.84
※純資産成長率:定期入金分を除く純粋な月次リターン
※シャープレシオ:設定来月次リターン平均を年率換算して算出

久々にすべてプラスとなりました。評価損益が、ようやく昨年末の水準に回復してきました。私がベンチマークとしているeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)のパフォーマンスも上回ることができました。

なお、7月末時点のアセットアロケーションは以下の通りです。

7月末アセットアロケーション

株式:65%
債券・cash:20%
REIT・Commodity:15%

こちらの比率を守って運用を続けていますが、今年も半分を過ぎましたので、少しずつ
債券・cash:25%
REIT・Commodity:10%

となるようにリバランスしていく予定です。年末に売却も含めてリバランスは予定していますが、毎月の入金で微調整していくつもりです。

私の投資方針は、リターンを追い求めるのではなく、リスクを抑えてシャープレシオを最大化させていくことですので、年率リターンを5%達成できれば十分という考えです。今年は残念ながら年初来マイナスリターンですが、リスクはベンチマークよりも大きく抑えられていますので、シャープレシオは高い状態を維持できているようです。

トータルリターン推移

続いて、評価益とトータルリターンの推移です。

先述の通り、評価損益が昨年末水準近くまで回復してきました。
逆を言えば、今年の運用資産は入金分しか増えていないことになるのですが、それでもパフォーマンスが回復してきたのはありがたい限りです。運用資産も大きくなると、日々の値動きで数十万単位の評価額の変化がありますので、リスク許容度の高くない私は、できるだけリスクを抑えて運用していこうと思います。

インフォメーションレシオ

私は、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)、通称オルカンをベンチマークとしております。
月次でのシャープレシオとオルカンをベンチマークとしたインフォメーションレシオは以下の通りです。

※シャープレシオ、インフォメーションレシオは月次のリターンとリスクを1年=12ヶ月とし年率換算しております。

インフォメーションレシオは0.5を上回れば優秀と言われています。現状際どいところですが、7月末時点で0.51と再び0.5水準を突破しました。

7月配当金・分配金

7月は先月から持ち越されたVOOの分配金と、もう一つのコアETFである、MAXIS全世界株式(2559)より分配金をいただきました。また別口座管理ですが、自社の持株会からも配当金をいただきました。

私は配当金目当てのPFではないものの、こうやって毎月1万円前後の不労所得があるとやはり嬉しいですね。今後もコツコツ積み上げたいと思います。

7月売買銘柄

7月の売買銘柄です。

7月購入銘柄

・投資信託(つみたてNISA含む)
 eMAXIS Slim オールカントリー
 eMAXIS Slim S&P500
 楽天 全米株式インデックスファンド
 eMAXIS Slim 先進国債券インデックス

・ETF
 MAXIS全世界株式(2559)
 iシェアーズ 米国債20年超 ETF (2621)
 iシェアーズ 米ドル建てハイイールド社債 ETF(1497)
 NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX-17)ETF(1629)
 Vanguard High Dividend Yield ETF (VYM)
 Real Estate Select Sector SPDR (XLRE)

・債券
 米国国債 米ドル建てストリップス債 2044/8/15償還

7月売却銘柄

 なし

7月はいつもの銘柄に加え、引き続きコモディティ扱いとしている1629や配当金再投資でVYMとXLREを購入しています。
また、新たな試みとして生債券の購入も行いました。
米国国債は2621で保有しているものの、生債券を保有することも以前から検討していました。今回購入した米国国債はいわゆるゼロクーポン債と言われるもので、利子がない代わりに割り引いた価格で購入できる債券です。資産運用の目的は老後資金ですし、30代の私にとって償還期間が20年超であることはかえって都合が良いと考えました。今年はまだまだ利上げが予想されてはいるものの、市場はある程度来年の利下げを織り込み始めましたので、そろそろ買い時かなと思って購入しました。
ETF主体のPFですので、生債券に手を出すのはそれなりに勇気も必要だったのですが、何事も経験だと思っていますし、保有して見えてくるものもたくさんあるでしょう。ある意味ETF運用よりも気が楽な金融商品かもしれません。

今後の投資方針

毎度のことですが、今後の投資方針も変わらずです。
長期・分散・コスト重視の定期積立方針で、市場に振り回されることなく、自分の投資方針を貫いていこうと思います。

自分がコントロールできることに集中しながら、決めた航路を進んでいこうと思います。

皆さんの投資ライフも素晴らしいものになりますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは。


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