Love is not tourism ベルギー編🇧🇪

あっという間に11月!
アメリカの大統領選挙もついに結果が出ましたね。
トロントは季節はずれと思うくらい、今週は暖かい。
日中は20度近くまで上がるので、ジャケットいらず。

欧州が次々と第2のロックダウンに入ってしまった。
EUの感染者数の状況はあまりよくなかったものの、J はまさか2回目のロックダウンになるとは思っていなかったみたい。

私は常に最悪の事態に備えてあらゆりシナリオを想定する派だけど、
J はいつもとてもポジティブ、というかのん気。
事が起こってから考える派。
私たちは対局でバランスが取れているのかも。

前回のnoteでも書いたけど、今までの流れのおさらい。
唯一私がEUに入国可能だったフランス。
12月はパリ行きを検討していたけど、
私が住んでいるカナダの状況も良くないとのことで、
入国可能なリストから外されてしまった。

ということで、プラン変更になった。

まずは、まだ閉じていない国、ボスニアやトルコを検討した。

ボスニアは48時間以内のPCR陰性結果を提示することが義務付けられているが、
EU以外のパスポートでも上の条件をクリアしていれば基本入国 OK。
14日間の隔離もない。
そして、トルコはPCR検査の必要も、14日間の隔離もない。
(*現在変わっているかもしれないので、事前に各国サイトにて要チェック)

問題はカナダのPCR検査は現在結果が出るまでに48時間以上かかってしまうから、ボスニア行きはリスクが大きい。
トルコはまだ選択肢の中に入っているけど、3週間もトルコに行くのもホテル代が大変。そして、私たちのリタちゃん(犬)に私が会いたい事情もあり、ベルギー入国を目指すことになった。

Love is not tourism =愛は観光ではない
この動きのおかげで、ベルギー政府は9月から婚姻関係がない国際カップルが会えるような制度を設けた。
私たちもこれを使うことにした。
ただ、当初の問題は国によって規定が違う。
ベルギーは厳しく、2人の関係が2年以上となっている。
私たちは12月で満2年。ちょっと足りない。
それでも、J の親友がベルギー外相や政府の人間と繫がっているため、
「コネ」というやつを使ってみることにした。
でも、その当時ベルギー外相はコロナで入院中。
しかも集中治療室に入ってるというではないか!

まぁそんなこんなでベルギー外相の無事退院を祈る中、
いいニュースが!
ベルギーの厳しすぎる、付き合って2年以上という規定が
相次ぐ国際カップルからのクレームにより、
1年に変わったのだ!!

ということで、J と私は全ての規定をクリアしていることになる。

そして問題は書類作成。

これがまた厄介。
手紙に加え、付き合った時から二人が会うために使用した航空券の証明書や、象徴になるような建造物が背景に映った二人の写真、銀行口座の証明書、など、とにかく色々ある。それに加え、私は海外保険を持っているのにも関わらず、ベルギーに滞在する日数分、ベルギーのコロナ専用保険に入ることも必要らしい。ありがたいことに保険のことはJ が手配してくれるらしい。

まだ完成してないけど、書類作成をしてくれてるJ によると、現在40ページくらいあるらしい。もはや、一大プロジェクトである(笑)

書類が完成次第、私がそれらを印刷し、まとめてカナダのモントリオールにあるベルギー領事館に郵送しなくてはならない。
そこで私たちの愛の強さ!?が判断され、ベルギー入国許可書が郵送されるらしい。

しかし、すごい世の中になったもんだなと思う。

入国許可書が間に合うのか今から焦る気持ち。
でも、J と私はその可能性があるだけ恵まれている。

世の中の国際カップルさん、みんなでがんばりましょう!




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