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★ツインレイ6★

「みんなどうやってものを見てるんだろう?」

子供の頃よくそう思ってた。
目の使い方がよく解らなかった。
視力検査では一番下まで見える。
右目左目と片方ずつ使えば問題無い。
両目開けた状態でどう一つのものを見たら良いのかを考えていた。
焦点の合わせ方がよく解らなかった。
こうして活字で書いてみると、
「それを乱視というのでは?」という答えにも思える問が浮かぶ。
または右目と左目の間、第三の目が見え過ぎる事で焦点を遮っていたのだろうか?

意識を右に置けば良いのか左に置けば良いのかウインクのように片目ずつ交互に瞑っては両目を開くという事を誰に相談する事もなく頻繁にやっていた。

通常「見る」という行為に意識を向ける事はしないだろう。
成長と共に自然に無意識に目を使う事ができていた為忘れていたのだが数日前不意にこの子供の頃の視点を思い出した。

右目で見て、左目で見る。
視界に入るものは同じ。
受ける感覚が違ったのか?
右脳左脳で捉えていたのか?
その二つの感覚が分離して受け取れてしまう事に違和感があったのか?

二つに分かれた魂が一つの感覚に成るとは?

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