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100日後におでかけする大学院生【#53】被験者になりたい話

こんにちは。おでかけ志願者のちゃんたです。

最近、少しずつですが調子のいいときに論文を読めるようになってきました。

といっても、以前のようにスムーズには読めないので、かなりゆっくりですがね。

主にうつ病と運動療法についての研究を調べています。介入研究などの論文を読んでいると、

自分も被験者になりたいな…

とすごく思います。たとえ効果があるか分からない介入実験だとしても、です。

私はこれまで大学で何度か被験者として実験に協力したことがあります。

数週間ほど、週に3回は大学に行って介入を受けなければいけませんでした。
正直、面倒という気持ちも時にはありました。

しかし、それよりも『研究へ貢献できる』という充足感みたいものが大きかったです。

被験者として研究に協力することは、まさしく医学に貢献することでもあります。

もしも今の私が何かの研究の被験者になったのならば、その研究が終わるまでは確実にしなないでしょう。n数が減ってしまいますからね。

自己肯定感が低く、自己嫌悪に陥ることが多いうつ患者にとっては、被験者になること自体が、生きる意味になると思うのです。

うつ病に対する運動介入の研究で、よく週に3〜4回ほど施設に行き、運動を行うという実験が行われています。

(うつ病患者が週に何回も外出して、運動するなんて、本当にできるのか?)

と疑問に思っていたのですが、これも被験者としての責任感が可能にさせているのかもしれないと考えました。

実際に被験者をやってみると、研究を途中で離脱するのは難しかったりします。
研究者や担当医と関係性が悪くなることを危惧して、きちんと最後まで協力する方もいると思います。

なので、被験者としてなら運動を習慣的に行えても、そうでない場合はサボってしまう方もいるのではないでしょうか。

そのような習慣的な介入という意味では、臨床と研究で、まだ差があると感じてしまいます。

何はともあれ、生きる希望が与えられるのならば、なんでもいいから被験者になりたいです。

もし、うつ病または強迫性障害を研究している方がいれば、被験者を絶賛引き受けますので、ぜひお声かけください😌

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