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100日後におでかけする大学院生【#1】うつの話

こんにちは。ちゃんたです。
『100日後におでかけする大学院生』初回です
(前回の0はプロローグみたいなものなので)

初めに言っておくと、タイトルの「おでかけ」とは「自殺」のことです。
つまり『100日後に自殺する大学院生』です。

あ、ちょっと待ってください、通報とかやめてください!タイトル詐欺なんです!

正式には「タイトル詐欺にしたい」と思っています。つまり「しなないため」にnoteを始めました。今回はそのお話をしたいと思います。

自己紹介をすこしだけ

私は、とある大学院の修士課程に在籍している、しがない女子大学院生です。医者ではありませんが、医学系の研究をしています。細胞培養とか、動物実験とかの、いわゆる基礎研究です。

あらゆるストレスが積み重なり、昨年末ついには適応障害と診断され、うつ状態のため実家にて療養中です。年度末なので休学は検討中です。
(詳細は今後書いていきたいと思います)

また、急性期では適応障害とうつ病をはっきり鑑別しないという主治医の判断のもと、うつ病ではなく「うつ」と普段から表現しております。

あと、とある医療系国家資格も持っていたりします。なので、一般の方よりは精神疾患に関する知識はある方だと思っていました。

でも「知っている」と「なってみる」では大違いでした。私は正直、うつを舐めていました。
まさか、こんなにもしんどいものだとは…。

抗うつ薬の副作用を含め、様々な症状に苦しんでいますが、なんと言っても私の中では希死念慮がやばい。怪物です。こればかりは、やばいとしか言いようがないのです…。

noteをはじめた経緯

前回の【0日目】で書いたように、沖縄へ家族旅行に行きました。行くと決まったときから、
「家族旅行が終わるまでは絶対にしなない」
という強い決意がありました。

そう。つまり家族旅行が終わってしまった今、
私には明確な生きる理由がなくなってしまった
のです。正直これはまずいぞ、と思いました。

何か策を講じなければ、日に日に大きくなる希死念慮に抗うことができないぞ、という焦り。
そして、リアルでは吐き出せない希死念慮を、自分の中だけに押しとどめておくことの限界。

そんなときnoteでうつ病に関する記事を読んでいて、自分も書いてみようと思いつきました。
私も自分の気持ちを文字にすることで少しは救われるのかもしれないと、一縷の望みにかけることにしました。

なぜ100日なのか

最近では一日、いや一時間、調子が悪い日は一分一秒を生きるのが苦痛だと感じています。

そんな中「100日後に〇〇する」が流行っている(?)というか、SNSでよく見るなと思い、これは使えるぞと考えました。なぜなら、

100日後と言ってしまえば、「100日間は絶対しなない」という約束になるのではないか。

私は完璧主義なところがあるので、中途半端なところでは多分しなないと思うのです。
もしくは、踏みとどまる理由のひとつぐらいにはなってくれるかもしれないと思いました。

100日間で伝えたいこと

私は当初このnoteを公開しないでおくつもりでした。書くだけ書いて、下書きのまま自分だけ読めればいいかなと。でも、思い直しました。

私はX(Twitter)で闘病垢を持っています。
自分と同じようにうつや強迫性障害で苦しむ方の呟きを見ては共感し、励まされてきました。

「苦しいのも、しにたいのも、自分だけじゃないんだ」と孤独感から救ってもらいました。
会ったこともない、本名も知らない誰かに、私はこれまでの数か月間を生かされました。

もしこのnoteを読んでくれる方が一人でもいるのなら、そしてその方がもう今しんでしまいたいと思っているのなら、私のことを100日間は待っていただけないでしょうか。

残念ながら今、100日後に私がおでかけしないと約束することは出来ません。

でも、この100日間は頑張って希死念慮に抗うことを約束します。

飲みたくない抗うつ薬も飲みますし、副作用もしんどいけど耐えます。食欲もあまりないけど栄養ちゃんと取るし、運動だっていやだけど毎日ラジオ体操ぐらいはします、たぶん。がんばります。

とは言っても、100日間も毎日長文を投稿するなんて離れ業は、こんな文才もない理系にはとても出来ないと思うので。短文、しんどいときは一文でも続けたいと思います。
よろしくお願いいたします。





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