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100日後におでかけする大学院生【#41】海外旅行しないとダメですか

こんにちは。おでかけ志願者のちゃんたです。

近頃はとても暖かくなって来ましたね。
家にいても、窓を開けていると風が心地よくて過ごしやすいです。

網戸だけにしていると、猫が窓の外をじーっと眺めている時間が増えました。

なんだかとても一生懸命に見ているので、
「外に出たいのかな?」と思っていました。

しかし、洗濯などで網戸を開けようとすると、決まって素早く逃げていくので、外に行きたいわけではなさそうです。

調べてみると、自分の縄張りである家の周りを監視しているようです(ニャルソックというらしいですね。かわいい)

外の世界を見ながらも、別に出たいわけではない。家の中の方が快適で、危険もなく健康に暮らすことができる。
そんな猫の姿を見て、思うことがありました。

もしかして、人間も別に無理して外に出なくていいのでは?

私はまだ海外に行ったことがありません。
家族旅行は全て国内でしたし、大学生活の大半がコロナ禍だったこともあって、海外に行く機会がありませんでした。

うつになる前は、海外に行ってみたいという思いが強くありました。

でも、それは「海外に行ったことがないというコンプレックス」から来る願望であって、本当に行きたいかと問われると、微妙な気がします。

「この国に行ったことがあるよ」という経験値が欲しかっただけなのかもしれません。

よく盗難に遭うとか、食べ物も美味しくないとか聞くし、英語も話すのは苦手です。
心配性な私は、得られるであろう満足度よりも、不安が大きいのです。

そして、何よりもお金がかかります。

正直、私は海外に行くための数十万円で、日々の生活を豊かにするための雑貨や家具、電化製品を買うほうがいいではないか、と思うことがしばしばありました。

でも、周りに言ったことはありません。
非難を浴びるのは目に見えているからです。

海外に行ったことがないと話すと、決まって
「もったいない」「絶対行った方がいいよ」
と言われます。

それに対して、反論する余地はありません。
「そうだよね。いつか行きたいな」と答えなければならない。
旅行が好きでなくてはならない」風潮を感じてしまいます。

でも、別にそんなことはないんですよね。
旅行が好きな人もいれば、そうでない人もいる。

行くか行かないかは自分で選択すればいい。
行きたいと思えば、そのとき行けばいい。
義務感で行くものではない。

猫を見ていて、そんなことを考えました。

うつから回復したら、また海外に行ってみたいと思うのかもしれません。

そのときは義務感ではなく、「この国でこんなことをしてみたい」という願望から来るものであればいいなと思います。

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