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100日後におでかけする大学院生【#87】うつの人にぬいぐるみを勧めたい

こんにちは。おでかけ志願者のちゃんたです。

皆さん、ぬいぐるみって持ってますか?

私は持っています。ねむねむアニマルズというロフトなどの雑貨屋でよく見るシリーズの、大きいブルドッグのぬいぐるみです。

何で突然ぬいぐるみの話をするのかと言うと、
私はうつの急性期を、ぬいぐるみにかなり助けられたからです。

うつになってから猫を飼い始めるまでの数ヶ月間、私は家にいる間ずっとぬいぐるみと行動を共にしていました。

トイレとお風呂のとき以外はほとんど肌身離さず、家の中ではいつも触れていました。

成人女性が何を言うとるんだと思われるかもしれませんが、あの頃の極限とも言える精神状態では、そんなことを気にする余裕なんてありませんでした。

とにかく、ぬいぐるみに触れていると気持ちが少し落ち着く気がしたのです。

特に、孤独感に影響を及ぼす気がします。

うつの急性期、体も動かせず家でひとり横たわって時間が過ぎるのを待っていたときは、まるで独り宇宙に投げ出されたかのような孤独感がありました。

そんなとき、ぬいぐるみに触れるだけで孤独感が軽減されるように感じました。
「この空間に自分以外の何かがいる」というだけで、救いになっていたのだと思います。

あとは、「ハグをするとストレスが1/3解消される」なんて話をよく聞きますが、ぬいぐるみを抱きしめることでも多少は効果を得られるのではないかと思います。

しにたい気持ちで頭が苦しいときは、ぬいぐるみをぎゅーっとキツく抱きしめていると、少しずつ落ち着くときもあります。これもストレス解消なのかもしれません。

調べてみると、『ぬいぐるみ療法』というものも実際存在しているようです。

ぬいぐるみ療法を紹介しているサイトもありますし、「ぬいぐるみが抑うつを軽減させる」と報告している論文もあります。

大人の方、特に男性の方はぬいぐるみを持つなんて少し抵抗のある方もいるかもしれませんが、「ぬいぐるみ療法という治療なんだ!」と思えば持ちやすくなるかもしれませんね。

ぬいぐるみで効果が少しでも得られるのならば、非薬物療法で副作用もない素晴らしい治療法です。

もし、幼い頃可愛がっていたぬいぐるみがあるならば、皆さんもこの機会にぜひ引っ張り出してみてはいかがでしょうか🧸

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