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何食べたいかわからない病からの脱却

こんにちは、魅力覚醒講座17期生、おたまです。

今日は、私が講座を受けようと決めた、
ある愕然とした出来事を書きたいと思います。

糸が切れた凧、屍の自分


中小企業のOLとして働く私は、
仕事を頑張ってがんっばって、
頑張りすぎた結果、
あることがきっかけで
「糸が切れて」しまいました。

しかも、一度切れて
治りかけたころに、また。

初めて切れた時から
産業医のお世話になっていて、
そろそろ卒業…と思っていたのに逆戻り。
むしろ、ひどくなってしまいました。

二回目の「糸切れ」は相当なもので
そのまま、
糸の切れた凧のようにただよい
意志のない屍のような
生活をすること数か月。

そんな時に聞いたのが
あさぎさんのライブ配信でした。

唯一できそう、と思ったこと


あさぎさんは沢山お話されてたけど
当時の糸切れおたまは
おつむも働いてなかったのか
ほとんど覚えていません(すみません!)

そんな中で、ただひとつ覚えていたのが

「まずは今晩、好きなものを食べてみて!」

でした。

これなら、できそう。
そう思って、考えてみたんです。

好きなもの。
食べたいもの。

食べたいもの……。


ところが


思いつかない。


食べたいものが。
何も。


頭の中は真っ白
あまりに何も思いつかなくて
思考が止まったかとさえ思いました。

しばらく呆然として
そして、愕然としました。

私、自分が何を食べたいかが
わからない!!

本当に、何も浮かばない!
冗談とかではなく、本気で!!

これまでの私がつくった”モノ”


ここで、自分の今までを振り返ります。

「人のために働かなきゃ」
「社会人としてちゃんとしなきゃ」
「姉としてちゃんとしなきゃ」
「〇〇としてちゃんとしなきゃ…」

ちゃんとすれば、いつか報われる。

そう思って
自分のことは後回しにして。
一切考えずに動いて、働きました。
尽くしに尽くして尽くてきたつもりでした。

その結果できたのが
「自分がない私」

私は自分で、
自分がない私を作り上げてしまっていたんです。

多忙だった私はそれすら気づかず、
とにかく動いて、働き続けました。
糸が切れた後も
ちゃんとしなくちゃ、と
壊れたお人形のように
頭の中でそれだけを考え続けていたんです。

今考えれば納得です。
自分や、自分の考えがなくて、
ある思考は「ちゃんとしなくちゃ」だけ。
だからそれを頭の中で繰り返す
考えるしかなかったんです。

そして今年に入ってやっと、
あさぎさんの言葉で

自分がないこと

に気づいたんです。

このことは、何度でも、
今も書こうとして思い出すと
喉に鉛がつまったように
息苦しくなります。

それだけ、自分の中では
衝撃で、絶句しかない出来事で、
今もそうあり続けています。

食べたいものがない。
自分がない。

この気づきは
私の心にぼっかり、
大きな穴をあけました。

糸が切れる寸前の私は、
私を見て!と心の中で叫んでました。
でも実は、その自分がいなかったんです。

当時私が「私」だと思っていたのは
世間から見た基準で作られたもので、
本当の自分ではなかったんです。

気づいて、それから


先日のnoteで
食べたいものを食べようと書いた私。

ほんの少し前までは
食べたいものがない
何を食べていいかもわからない
空っぽの、指示待ち人間でした。

今でも正直
何を食べようと考えると
かなり悩みます。

本当の「食べたい」ではなくて
値段やそこにあるから、で選んじゃう。

「好きなものを食べる」
「食べたいものを食べる」

これまでして来なかった人には
簡単そうに思えて、意外と難しい。

小さな欲を叶えるのにも、
これだけハードルがある。
だから、長期の講座で繰り返し学んで、
こうやってアウトプットをして、
「何を食べたいか」を自問して。
日々、実践中です。

好きな、食べたいものを選べる私。
毎日、いつも、そういられる日まで!

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