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えっ、和樂って女性誌なの?

ライターのひとりから、Slackの雑談チャンネルにこんな質問をもらいました。答えはYES。近年のロックな企画を連発していた雑誌『和樂』を読まれた方や「和樂web」で存在を知った方は女性誌であることに驚かれるかもしれません。

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挨拶が遅れました、鳩です。私が『和樂』を知ったのは、たぶん10年くらい前。美大に通ってた頃、図書室でたま〜に手にとっていたような気がします。そのときの印象は...「日本美術の雑誌かな?」

さて。いろんな巡り合わせがあって、現在和樂webのお手伝いをしているのですが、友人知人に和樂webでの仕事を伝えると、さまざまな反応が返ってきます。

パターン1「えっ、和樂って女性誌なの?」

冒頭のライターと同じリアクションを過去2人からもらったことがあります。そのうちひとりは「芸術系の分類だと思ってた...(鳩の第一印象と同じ!)」もうひとりは「男性ぽい企画が多いから女性誌と思わなかった...」と二言目が続きました。(芸術系に思われる理由は、過去のnoteにも書きましたが、日本文化の入り口をつくるにあたり一番やりやすかったのが美術だったから、特集に多く取り上げていた...という背景があります)

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パターン2「あの高級感ある雑誌の...」

雑誌に掲載されるジュエリーや高価な工芸品などのイメージが強いのか、これもまた、よくいただくリアクションです。ハードル高く見えてしまうんでしょうか? 雑誌のメイン読者層が50代女性なので、そういったイメージをもたれるのも頷けます。ちなみに雑誌『和樂』とWebの「和樂」、ふたつは「日本文化」という共通のテーマを扱っているもののオーディエンスやコンテンツにおいて、異なる考えをもっています。...こう書くと、まるで二重人格みたいですが、どちらも違ったおもしろさがあるのです。

パターン3「わらく...?」

数ヶ月前。悲しいことですが、これが一番多かった。先に書いたように、書店では女性誌の棚にあり、同世代の友人よりも上の世代に親しまれてきた雑誌のためか、webメディアを起ち上げても「???」といったリアクションが返ってくるのです。う〜ん和樂をもっといろんな人に知ってもらいたい。

最近増えた「SNSで見てるよ!」

なかなか「和樂」のことを知ってもらえず、どーしたらいいのか...この半年間、編集部はあらゆるチャレンジを試みました。そのかいあってか、最近は友人に会うと「SNSで見てるよ!」「あの記事おもしろかった!」と半年前になかった感想をいただくこともあり、少しずつ「和樂web」のイメージが変わってきているのを感じます。

編集部で働くメンバーは20〜30代中心。インターネットを通じて、これまで以上に同世代の方々をはじめ、これまで和樂や日本文化の多様性を知らなかった方々へ、そのおもしろさを伝えるべく、noteの更新も継続してまいります🔥




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