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【僕の好きなもの、人、お店】ステンドグラス

今回は、出水市の野田でステンドグラス職人をされているatelier naoriさんこと井町ご夫婦のところへ遊びに行ってきました。

なんでかと言いますと、僕の協力隊としての活動に体験ツアーの増設というのがありまして、出水市内でユニークなスキルを生かして活動されている方を探していたところ、井町ご夫婦のことをInstagramから見かけました。

キャプチャ

https://www.instagram.com/ateliernaori/

超綺麗!すごい!と思ってホームページを見たら一日体験もある。これは体験ツアーできないかな!?と思い連絡し会っていただきました。


というのは建前で、本当は実際に見てみたかったのと、野田にこんなところがあるなら行ってみたかったからです。(ちゃんと仕事としても考えていたので許してほしいです)

だって出水の野田と言えば、もう何もないというイメージしかなく、禅寺で有名な感応禅寺や、蜂の針で治療する蜂針治療研究所のみで出しきった感がありました。そこにこんな場所が、、!となったわけです。

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お話して、実際に体験してみたら色々と分かるんじゃないかという感じになり、後日、一日体験でアクセサリーを作らせていただけることになりました。その時に、別れ際に今度は茶の木を持ってきますね。と言いましたが、普通は冗談と思いますよね。

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はい。本気です。持っていきました。

春から種をまいて、芽吹いた1年生です。品種はさやまみどりの実生。

めっちゃマニアックなやつ持っていきました。実生は直根が立派でかっこいいですよね。

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そんな話はさておき、早速アクセサリーを作ります。

まず組み合わせるステンドグラスの端材を選んでいきます。

この時、「1時間くらい悩んでしまう人もいるんですよ」と言われていてそんなかかんないでしょー。サクサクですよと思っていました。

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奥が僕ですね。一緒に体験してくださった手前の方は5分もしないうちに決まりました。僕は、

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40分たっても決まらず、、白い紙に並べた端材の数が迷走ぐあいを象徴してますね。見事にフラグ回収しました。

形が決まったら今度は端材に銅テープを巻き付けて、全体がしっかり接着するように棒でなめていきます。

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次は、いよいよ半田小手で鉛と錫の合金棒を溶かし固めていきます。

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この作業が楽しい!ガラス端材に乗せていく感じで半田付けしていきます。自然な感じで、もっときれいに、もっときれいに、、

のめりこんでいくと、永遠に終わらない作業になりますのでいい感じのところで止めておいてください。二人して沼にずぶずぶとはまって辞められなくなっていました。


出来上がったアクセサリーはこんな感じ。

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これに革ひもをつけてもらって、

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でーん。

いい感じじゃないですか?

完成です!大体3時間くらいかかりました。こんなちっちゃいのに、、


しかし、ちゃんとしたステンドグラスの端材だからか、光にあてるととてもきれいに見えます!集中して作ったので達成感もすごい。

これは楽しい体験だなー。


終わった後は、作業場のアトリエを見学しながら歓談。

どれもこれも綺麗でほしくなります。

井町ご夫婦もとても穏やかなお二人で会話が心地いい。

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リアルなバゲットのブローチ。美味しそう。

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井町さんのステンドグラスはヨーロッパ系のステンドグラスだそうで、アメリカなどのステンドグラスより曲線が多く作品を作るときの手法も違うそうです。そのせいか、ステンドグラスの作品が柔らかく、優しい印象のものが多かったんだなーと納得しました。

アトリエに来られる人はほとんど二極化しているそうで、教室に通い作品を作りたい人と作品を買いたい人。一日体験はあまり来る人はいなく興味をもってくれるきっかけとして用意しているそうです。


僕としては、また体験に来たいという気持ちと井町さんご夫婦に会いたい、そして置いてきた茶の木が気になる。そんな感じで野田でも楽しい経験ができるスポットです。


日曜日の朝から感応禅寺で座禅して、井町さんのところで体験とか、たのしそうだけどなー。

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