評価や育成とデザイン

事業会社のインハウスデザイナーとしてはユーザーに対しての価値提供は勿論必要だが、社員である以上会社に対してどのような価値提供ができるかが合わせて必要になってくる。

評価や育成

一番大事と言っても過言ではない評価や育成。
デザインという行為自体評価が難しい。例えば、ページ一つ作るにしても、Aさんは決められたワイヤー通りに時間通りに作った。それに対してBさんはワイヤーに対して改善案を提示し、改善しつつ時間通りに作った。
AさんもBさんもアウトプットしたものは違えど、スケジュール通りにページを作るという求められたアウトプット自体は二人とも達成している。
この場合、Bさんの方がより効果の高いページを作れた可能性が高いし、デザイナー的な観点を取り入れたトライができる人材なので、会社としてもBさんをより必要とすることになると思う。
結果としてワイヤー通りに作ったAさんのページの方が効果が高い場合もあるだろう。この場合AさんBさんをどう評価するのかによって、その人のこの後の社内での動き方が変わってくる。
そのため、アウトプットできるというベースとなるスキルの評価に加えて、どのような進め方ができたのか、アウトプットの質はどうなのか、という点も合わせて評価できる指標を可視化しておくべきだと思う。


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