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人と食べるのが苦手+少食の、外食の悩みについて。

今回は食事の悩みについて。

と、たくさん引用したけど、少食+αの人間にとっての「人との外食が苦手」についてのお話です。

ツイートにもありますが、一般的な大人と比べて、私は食が細いです。正直言ってそう。どのくらいの少食かというと難しいけど、定食屋さんの一人前はまず完食できません。マクドナルドのセットも、バーガーがあってポテトがあってとなると無理。個人的にわかりやすいかなと思うのは、ご飯に納豆をかけて食べようと思ったら、よくある3パックひとつで売られているもの、一度にひとりで1パック全部を食べるのは難しくて、ご飯の量を半分にして納豆も半分にして食べる、でやっと食べきれる程度です。
少食そのこと自体にも、おそらく人並み以上にかなり恥ずかしい気持ちがあって、(というのも私はよく食べる人が好きだし憧れてるから)人にもあまり指摘されたくないし、少食な人だとも、正直あまり思われたくはないのです。だからなるべく無理をしてきたけれど、最近は自分の健康のことも考えたいし、少食なことが原因で付随する精神的なストレスを減らしたい!とも思うし、そもそも他人と食事を共にする=誰かに見られている状況で食事をとること自体がかなり苦手な質なので、それをなんとか抑え込んで臨んでいる場面で、さらなる苦行を自分に課したくない、という思いもあって、少なくともプライベートな交友関係で行く食事では、少食だけど気にしないでね、私を気にせず好きに食べてね、というのを、必要があれば伝えるようにしています。

本当はそれだって言わなくて済む方が勿論良くて、調子が良ければ少食が目立つことなく食べられるときもあるし、そもそも人の食事なんて気にもしてない人が相手なら、わざわざ言って、そんな言うほどでもなくね?って思われるのも面倒だし、世の中の全人類が他人の食の大小に目くじらを立てないと確信が出来ればそれが一番良いなと思うというのが本音です。

私がこれをこんなに気にするのにはわけがあって、中学生くらいの頃から、悲しいことに大人になってからも、人の食事の量に対して、求めてもいないのに感想を述べて揶揄するような人間がいたことだったり、心配や親切心からかもしれないけれど、自分の身体に合う食事量を摂っているだけなのに、もっと食べなよ等、はっきり言えば余計なお世話をいただくことがあったり、一番心苦しいのが、私は量も食べられないけど食のスピードも遅いので、友達にしろ仕事関係の人にしろ、一緒に外で食べる場合に自分が原因で人を待たせてしまったりすることで、迷惑じゃないと言われても罪悪感でいっぱいになったり等、そんなことが主な理由です。

もう最近では、周りにはさすがに減ったかなと思うのですが、昔は、私はいわゆる第二次性徴が平均より遅かったので、中学くらいで女性らしく肉がつきやすくなったり体のことをみんなが気にしはじめる頃、私はかなり細くて体重も軽かったので、食べる量が少ないだのダイエットをしているだのと特に女子たちに言われることが多くありました。とはいえ、当時は自分も絶賛中学生なので、黙らせるだけのことはやったと思うし、男に媚びてる、とはとても言われるようなタイプじゃなかったこともあって、そのうち煩わしいほどではなくなりました。蛇足ですが、私のいたところは、なんとなく見た目的な要素か、成績かでカースト付けされているような空気があり、成績の良かった私はある種そういう争いの枠外に出されたような感じでした。私としても都合がよかったし、そのまま成長するのですが、楽しかった女子高生活(ここはむしろ食べ物は奪い合いの世界なので誰も気にしない)を過ぎて、大人になってから、煩わしいことは再発し、それもかなり頻繁に起こるようになりました。同じ女同士のそういった面倒は、もう無視することにしたので気にしないのですが、困るのは仕事関係で、取引先と一緒だったり、同僚とコミュニケーションだったり、外で上司が食べさせてくれることなどとあり、その場合は大抵ひとり一食を頼むのが普通だし、仕事相手じゃ話も聞いたりしながらになるので、各方位へ注意を向けながら、スピードも意識して胃に詰め込むことに集中しなければならず、本当に苦行以外の何でもない…!と常々悩んでいたのです。

身内や、既に慣れ親しんだ間柄の人以外との食事行為は、可能な限り避けて通りたいと生きているけど、悲しいのは、はじめましてで会う、これから仲良くなりたい人や、関係性に境界なく、親しくなりたいと思うような人からのお誘いだったりにも、これが原因でちょっと踏みとどまってしまう気持ちがあることで、過去に好きな人から誘われた時にも咄嗟に断ってしまって今でも後悔しているという例もあります……。

そしてそもそも外食も苦手だと書きました。人前で食べることが苦手です。これは完全に平気なのは身内くらいで、慣れた友人たちとのときも、だいぶ克服はしているし可能だけど、全く大丈夫とまでは言えないし、たぶんこれはずっとこういうものだと思います。ひとりで外食の時も、周りに人がいるのは変わらないので、気にしないようにするクセ付けをずっとしてきたから今かなりマシになれたというだけで、本当はどうかと聞かれたら、気にしすぎだと言われるだろうし実際その通りだから言わないけれど、正直に言えば、気にはなります!笑
ただこれは、単に人目がある場所にいるときに起こる適当な緊張、と同じものと考えてもらえればそれと同じかと。食事という行為のとき、これが他の時に比べて顕著にあらわれるだけです。

今でも、向かい合ってのテーブル席よりは比較的顔を見ず・見られずに済む隣り合いのカウンター席のほうが落ち着くというのもあるし、ただでさえ緊張する外での・人目のある食事の場で、普段より量を食べられなくなるのは私にとっては自明のことなので、食事よりもお酒を飲む方に比重を置く会にしてもらう方が気が楽だったりします。

外で食事する際、食べきれずに残してしまい、お店や同行者に悪いことしたな、って思うのが心底嫌なので、自分に可能な少量で頼んだり、一緒にいる私が食べ少ないことで、同行者に「自分だけ食べるのがイヤだな」と思わせてしまうこともあるかもしれないし、私に合わせて食べづらかったりしても申し訳ないしで、気をつかわせてしまうのも嫌だから、なるべくそうならないようにしたり。気にさせたくなかったら、何にも言わない方がいいかも、とも思うのだけど、それで気まずい思いを結構してきたから、自分としてもコンプレックスなので可能なときは事前に手を打とう、というわけです。

ずらずら書いてしまったけど、もし今後私と食事ありのお出かけをすることがあったなら、なんにも気にしないでいてもらえたらすごく幸いです。ただ大人数とかでもない限り、元の取れない食べ放題などは勘弁してもらいたいです。そんだけです。スイパラも断ります。申し訳ない。

追記:2021/07/05
こちらの記事にちらほらと反応があって仲間がいるのかと思って嬉しいです…
ところでこの一年程の間にした転職で、男社会の身体が資本!な仕事に就いてから、強制フードファイターみたいな生活になり、心身ともに多少の克服があったことを報告します。
調子が良ければ納豆は3分の2はいける!かも。

追々記:2022/10/20
新しい同僚の昼飯に付き合う。
昼休憩1時間で、油そば屋さんへ。
「1つは少なめにしてください」
同僚みんな食べ終わり。
私は少なめを半分残して今日も試合に負けました。


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