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夜の銀座が帰ってきた。

コロナ新規感染者が徐々に減り、夜の街も次第に元に戻りつつある状況の中、久しぶりに銀座で宴席が有ったので、ここぞとばかりにカメラを担いで出かけてきました。

今回持って行ったのは、α9+Carlzeiss Makroplanar50mmf2ZF.とLeicaQ2の2台。

宴席の店に行くまでと、宴席終了後に銀座をプラプラしながら撮ってきました。

1.キャンディー屋さんとマクロプラナー

艶めかしい写りとシャープな写りがなんとも良いマクロプラナー。
お菓子屋さんのショーウィンドウから撮ってみました。

後ろボケがも良いが、瓶のシャープな写りも素敵。
中央のテーブルにフォーカス、前ボケと後ろボケの一枚

2.今は無きDeBeersのビル

ダイヤモンド市場の雄だった、デ・ビアス日本法人の本社ビル。
デ・ビアスも日本から撤退し、妙な形のビルだけ残って中身はほぼ空っぽ。
夕暮れに佇むクネクネビルがなんともセクシー。

LeicaQ2で撮影

3.銀座4丁目交差点

銀座4丁目交差点といえば和光。古くからあるこのビルはやはりモノクロが似合う。そんな和光への敬意を払いつつ撮影していたところ、やたらと大きなエキゾーストノートが響いて迫ってくる。
ファインダーから目を放して見てみると、古の名車アルファロメオGT1300ジュニアではないか。
夜の銀座になんともマッチする。急いでQ2の画質モードをNATに切り替え撮影。すごくお洒落で格好良い。

銀座のランドマーク、和光。LeicaQ2で撮影
アルファロメオGT1300ジュニアと遭遇。超レアなオールドカー。LeicaQ2で撮影
後ろ姿がなんともセクシーなアルファロメオ。LeicaQ2で撮影

4.銀座6丁目 The GINZASIX

コロナ前は外国人観光客のバスが横づけされ、中は外国人(主に中国人ですが)しかいないのではないかとうくらい、銀座6丁目は日本とは思えない位の外国人率だった。しかし、外国人観光客が殆ど入国できない現在、人通りもまばらながらも、銀座の夜の街を綺麗に撮る事が出来る。外国人観光客の入国制限を解くとのことなので、この様な空いている銀座を撮るチャンスは今しかないかもしれない。

まだ今はSIXの前には殆ど人がいない。以前では有り得ない光景。LeicaQ2で撮影
SIXのテナント、Diorの真っ白な電飾がなんとも綺麗。LeicaQ2で撮影

5.銀座の裏側

銀座の表通りの裏側の所謂、鉛筆ビルには沢山のクラブが犇めいている。クラブの看板が縦に連なっているが、コロナ禍の真っ只中、緊急事態宣言の頃は夜は全て看板から灯りが消えて真っ暗になっていた。
最近、徐々に営業再開するクラブも増えてきたこともあり、以前の様に真夜中まで明るい銀座が復活してきた。

ママさんたちが元気になってきた。LeicaQ2で撮影
開店記念の胡蝶蘭が夜の銀座が戻ってきた事を教えてくれる。LeicaQ2で撮影
銀座から新橋に抜けるあたりも賑わってきた。LeicaQ2で撮影

1年前はどうなってしまうのだろうかと、夜の銀座が廃墟の様になっている状況に日本の行く先を懸念したが、徐々に賑わいが戻ってきて、また、この後インバウンドも復活することで日本経済が上向きになりそうな予感がした夜だった。

一日も早く、コロナ以前の生活に戻れます様に。


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