今年見たアニメの中から好きな作品を挙げて話をする in 2021

タイトル通り今年見たアニメの中から好きだった作品をいくつか挙げて書いていこうと思います。

順番は冬→春→夏→秋クールです。

いくぞおら！

・ゆるキャン△ SEASON2
ゆるい空気感は1期の頃から変わらずそのままですが、2期では各キャラの心情の変化や成長が見られました。ソロキャン派のしまりんはグルキャンにも積極的に参加するようになり、なでしこは初めてソロキャンに挑戦。１期とは違ったアプローチで物語が展開されます。
そして全話を見終えた時に改めて２期のキャッチコピーである「さみしいも、たのしい。」「たのしいも、さみしい。」という言葉を見ると、このキャッチコピーほど２期の内容を的確に表した言葉は無いと思うばかりです。
来年は映画もありますし、まだまだゆるキャン熱は冷めません。

・ウマ娘プリティーダービー Season2
今年は２期だけでなくソシャゲもリリースされましたし、CMもやりまくっているし、歌番組にも出ているし、まさかここまでビッグタイトルになるとは・・・。
それでまたアニメの内容もゲートに入るところまで忠実に再現されていて良いですよね。競馬についてもっと詳しかったらより楽しめたと思います。史実は時にフィクションをも超えてしまう・・・。

・ワンダーエッグ・プライオリティ
毎週ドキドキヒヤヒヤしながら見ていました。本編終了後に特別編もやりましたが、自殺した子を生き返らせて無事終了！・・・なんて単純な話では無く最後の最後まで一筋縄では行かない展開でした。特別編を見た後は暫く何も手に付きませんでした・・・。
説明しすぎず、内容について視聴者自身が考える隙を与える作風は今後も増えていくかもしれません。

・無職転生～異世界行ったら本気だす～
今では異世界ものは一つのジャンルとして確立したと言っても過言ではないですが、なろう系の変遷で見てもそのパイオニア的立ち位置にあるのが本作。
世界観、戦闘シーンの作画も素晴らしかったですが、特に人間ドラマが丁寧に描かれているのが良かったですし、そこが他の異世界ものとは一線を画す魅力の１つであると思います。皆が不器用で意固地で、上手くいかない事ばかりでも、目の前の人と向き合い、前へ進んでいく姿は美しかったです。

・ゲキドル

本作については個別で記事を書きました。もう１周見てから書いた方が良かったと今でも思いますし、観返す余裕もなく収拾がつかないまま書いてしまったのが心残りです。
タイトルから察しがつくように演劇にアイドル要素を加えたアニメ・・・には違いないのですが、終盤はもはや別のアニメが始まったかのような怒涛の展開でした。
皆がこのアニメを見て内容について話し合えばいいと思っています。

・のんのんびより のんすとっぷ
２期放送後に劇場版がありましたが、テレビシリーズは約６年ぶり。そして今回で堂々の完結となりました。
１，２期と変わらぬ大胆に空いた間と静かな空気感で毎回心が癒されました。最終回にれんちょんが言った「（同じ道でも）雨の日も曇りの日も少しずつ違っていて楽しい」という言葉は日常系だけでなく人生にも通ずる至言だと思います。完結までアニメ化してくれてありがとう！！

・ゴジラS.P＜シンギュラポイント＞
作画が凄いボンズと、CGが綺麗すぎるオレンジが組めばそれはもう凄いものが出来ると見る前から期待していましたが、本当に凄いものでした。時代設定は現代でもちょっとレトロな雰囲気の世界観も良いですね。
重大なネタバレになるので最終回の引きがどういった物だったかは言えませんが、きっと続編があると信じていますし、今から待ち遠しいです。

・オッドタクシー
今年特に話題になったようですね（SNSをやっていなければアニメの話をする人もいないので世間の反応が分からない）ウマ娘といいモルカーといい動物は強い。
もちろん動物がモチーフだからウケたというわけではなく、設定と展開と鮮やかな伏線回収があってのものです。感服しました。
これを書いている間に映画化も発表されました。最終回のその後も描かれるという事なので非常に興味があります。あのまま終わるのも良かったですけど見られるのならそれはそれで気になります。

・ゾンビランドサガ リベンジ

こちらも個別で書きました。ただただ最高としか書いていないですが実際そうなので仕方ありません。ゾンビランドサガはもはやアイドルものという枠を飛び越えて独自の立ち位置を確立したと思います。
今から続編も期待してしまいますが最後の最後に映ったあれは何でしょう。それを見届けるまでは自分がゾンビにならないように生きて待ちます。

・スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになっていました
・チート薬師のスローライフ～異世界に作ろうドラッグストア～
今年はきらら原作のアニメもゆるキャンしかなく、それに通ずる日常系アニメも無く苦しい1年でしたが、異世界ものでありながら日常系の空気を内包したこの２作には救われました。
主人公が女の子の異世界ものがもっと出て欲しいと願い続けていたのでスライム倒して300年はまさにドンピシャですし、チート薬師の方も女の子がいっぱいで助かりました（？）
異世界×日常系の作品が今後も見られればいいなと思います。

・かげきしょうじょ!!
今年はスタァライトの映画もありましたし、前述のゲキドルもありましたし、演劇をモチーフとした作品がいくつか見られましたね。
各キャラの苦悩や挫折、そこそこエグめのトラウマが描かれながらも、それを乗り越え憧れの舞台に立つために高みを目指す姿は見ていて元気を貰えます。どのキャラも魅力的に見えるように掘り下げて描かれているのでどの子も応援したくなるのが良いですよね。

・ラブライブ！スーパースター！！
今回のラブライブは主要キャラの人数が少ないのでより1人1人を掘り下げていて良かったと思います。ニジガクもこれまでのシリーズと大きく路線を変えていましたが、今作も無印、サンシャインを踏襲しながらもそれとは違う作風で展開されていたのが良かったです。
かなり早いうちから2期も決まりましたし、今後も楽しみです。

・鬼滅の刃 無限列車編
説明不要の超有名人気作で興行収入400億越えの作品に今更何か言う事も野暮な気はしますが、今年になってようやく見たので何かしら書きます。
結局映画では無くてテレビシリーズの方を毎週見ていましたが、もう流石のクオリティとしか言いようがないですね。毎週体感5分でした。最後の笑顔のシーンは来るものがあります・・・。なるほど、皆ここで泣いていたのか・・・。
元は映画とはいえ引きを残しながら放送していたので毎週見るのも悪くなかったですが、映画で見られるなら映画で見た方が良いとは思いました。映画には映画の流れやテンポがあると思うので・・・。
今やっている遊郭編ももちろん見ているので今後も楽しみです。

・王様ランキング
絵柄は柔らかく優しい感じですが、様々な思惑が交錯し常に不穏な空気が流れ、見れば見るほど気になっていく作品です。見た目の中身のギャップはオッドタクシーと似たものがあると思います。
そんな中でも心温まるシーンもあり、シリアスな場面との緩急が良いですね。
2クール目も控えているので2クール目からはどうなっていくのか今から見るのが楽しみです。果たしてボッジが無双する時が来るのか。

書いた日がバラバラで内容にムラがある気がしなくもないですが、何とか書き切りました。いやー大変でした！アニメに限らず漫画とかCDをいくつか挙げてレビューを1つ1つ長文で書ける人は凄いと思います。

視聴数だけは去年や一昨年と変わらないので今年もいつも通り見る事は出来たのですが、どうも取りこぼしが多いと感じてあまり見ていないのではないかとモヤモヤした気持ちが1年中続いていました。

しかし、見たいものは見ましたし充実していた事は間違いありません。今後も数は気にせず自分のペースで見たいものを見ていこうと思います。来年も色々書いていきますのでその時はよろしくお願いします。