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雑記:何者か名乗れない私とあなたへ

毎度、お世話様です。
笠原です。

色んな更新が滞っているまま三月を折り返しそうだったのでせめて思考整理だけはと更新。

笠原ウォッチャーの皆様お馴染みの「下北沢SOY-POY」。
ここで月一回、オープンマイクを主催されている
ごどうさんのワークショップへ行ってきました。
(オープンマイクについてはこちらの記事へ)

ワークショップの内容は「インプロ(即興)コント」です。
観客から単語を貰ってその場で物語を作っていく形式。

ストレッチをしながら自己紹介をしていくのですが色んな方が居ました。
会社員、大学院生、役者等々。

あれ、私って自分のことなんて言ったら良いんだ?

実はこれ2月に感じてたことで。

ずっと「エンターテイナーになりたいです!」とは言っていたけど、
「今」の私をなんと呼ぶ?
なんとなく自分だけ輪郭が無い感覚。

そんな私は

お笑いが好きで自分でネタ作ってやったりしてます。別に芸人ではないんですが…」
「この場所で月一あるオープンマイクも出たことあって」
「自分の中で「自己開放」が苦手なので今日は失敗を気にしないで楽しみたいです!」

やっぱり根幹はお笑い。
咄嗟に出てくる言葉が一番純度が高いと思っています。
何故なら配信の時に言ってた自己紹介でも良かったのに
自然とお笑いを軸とした自己紹介をしてました。
もちろんお芝居もしたいけど面白い事がしたいです。

講座の最後、実際にシーンをやってみることに。

インプロで重要なことは「相手を否定しない」
これが簡単そうに見えて難しい。
シーンが終わった後に演じた感想を話していくんですが、
全員が自分の演技に対して
「あの場面のパスは相手を否定してしまったかもしれない」
と話しています。
(私も自分の中で思っていた)
脳内裁判が起きるんですよね。
それに対してごどうさんは全く否定をしないし根拠を話してくださるので受け入れられます。

ごどうさんは
「この空間には失敗とかない安心出来る場所で、同じ気持ちで楽しむ仲間です」
と最初にお話されており。
自己開放のリハビリにとてもいい時間になりました。

終わった後、SOY-POYそのものは営業中なので皆でお酒を飲みながら話したり、なんかとても幸せだったな。

色々私が悩んでいることも話したのですが、
「自分が面白いと思っていることが大切だと思う、そしたら自然と笑いは生まれるよ」
「自分の気持ちに嘘はつかないで、大切にしたいものを大切にしてね」
視界が30°くらいになってた私ですが原点に戻れた感じがしました。

私が寄席に行って面白いと思う時ってどういう時?
私が好きな人達はどんな風にネタしてる?

どうしても自己犠牲をしがちな私ですがもう少し自分勝手になるのが丁度良い気がしました。

「これならウケそう」で作るよりも、私が面白いと思うものを作ること。
マーケティングではなくて私自身が自分のネタを面白がることが大切で、
「面白いから見てよ!」で惹き込めることあるもんな。
きっとそれが芸事に対する敬意なのかもしれないなと思いながら下北沢を後にしました。
(もちろんお客さんを満足させるために客層からネタ選びとかするけどそれはさておき)

思考に
正解も不正解もなくて、成功も失敗もないなら
私は先に書いた感覚を大事にしたいです。
「そんなんじゃ通用しないよ」なんて分かっとるわ、うるさいなぁ。
1から10まで書けるわけがない、野暮だ。
やってみないと分からないことは山のようにあるし、理由が分からないと意味がないというか。
怒られたり、恥をかくことが私には必要なことで。
ぜーんぶ自己責任。
「言う通りにすれば上手くいくのに」
言う通りにして上手くいかなかった時
恨みたくはないので自分の気が乗らないことには乗りません。
そんな気持ちです。
(アドバイスを蔑ろにしているわけではなく)

お笑いに対しての熱量を考えたらやっぱり私は芸人と名乗りたいのかもしれないです。
崇高な職業だから名乗れないなんて過去記事では書いたけども。

役者なら「コメディエンヌ」になりたいなぁ。

芸人だって演技出来ます、絵描けます、本書けます。
踊れるし歌える。
そもそも「芸人」とは。

芸人(げいにん)とは、技芸や芸能の道に通じている人物である。また、身に備わった技芸や芸能をもって職業とする人のことを指す日本特有の概念。古来史での江戸時代に定型化した庶民芸能にたずさわる専門職業人に限る場合もある。

Wikipediaより

だとすればもう芸人です。
じゃあ。

私は芸人です。
私の個性はネタが書ける独特なアンテナがあることです。

「ワークショップへ行く」という行動をとったことで私は面白いことが本当に好きだなと感じられましたし
リスペクト、考察も進んで前よりも少し自信をもってお笑いやってますって言えそうな気がします。

何者か分からない、言えない、そんなあなたも直感を信じて何かしてみたら良いと思います。
面倒なことはまだ後回しにして良いけど、やってみたいことはすぐにやった方が良い。
ポジティブなエネルギーは鮮やかな時にすぐ触れるべし。


意外と間違ってなかったりします。

講座のレビュー
芸人とカウントされてました






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