一歩踏み出すこと
2024年は読書強化期間にしようと思って、読書の時間を日常に入れてみました。そしてせっかく読んだことはnoteに記録しようと思ってがんばってみます。
たぶん読んでたと思うんだけど、記憶に残ってなくてもう一回手に取ったのが「LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲」でした。
ちなみに、Lean inとは「一歩踏み出すこと・挑戦すること」だそうです。
本を書いたシェリル・サンドバーグはGoogleの幹部から2008年にFacebook(当時)にCOOとして迎えられ、2012年に取締役に就任し、2022年6月にCOOを辞任し、取締役にとどまっていたそうですが、2024年5月に取締役も退任しアドバイザーとして関わるそうです。
翻訳版が日本で発売されたころ、一緒に働いていた方がこの本を読んで大変感銘を受けたようで、社内でものすごくお薦めしていたことを覚えています。(それで、その時に読んだような気もする。し、読んでない気もする)
改めて読もうと思ったのは、私も妙齢になってきたことと、キャリアに悩む同世代の女性たちの話を聞いていくうちに「今こそこの本は読んだほうがいいのでは?」と思ったからでした。
比べ物にならないくらいバリキャリのアメリカ人の書いた本が、キャリアに悩む日本人の女性にフィットするのか?と思うかもしれないですが、「共感ポイント」は山ほどあると思います。それがすごい。
思わずメモしたこと
インポスターシンドローム
成功体験でも自信をもてない、周りから評価されたとしても自分を過小評価してしまう。
ティアラシンドローム
がんばっていれば、誰かが認めて評価して昇進させてくれるという思い込み。(主張しなくても誰かが見つけてくれるのではなくて、評価されるにはちゃんと発信することも大事)
ジェンダー・ディスカウント
ジェンダーバイアスの関連で、男性が同僚に手を貸したら評価されて返礼されるけど、女性が同僚に手伝っても当然に思われる。断ったら評価が下がる。
詳細は本を読んで共感して欲しいのですが、
自分の評価に自信を持てない
主張しない
(女性だから)当たり前だと思われている
自分も含めて、多くの女性がうまく出来ていないことや、「なんか損してる」と感じてモヤモヤしていることが、ピシ!っと言葉になってて、ほえ〜となりました。(語彙力・・・)
ほかにも、共感ポイントはそれぞれたくさんあると思います。
キャリアに悩む女性はもちろんのこと、男性にも読んで欲しいし、子供を持つ親御さんも「子供のキャリア教育」にも良さそうな本だと思いました。
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