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北海道のいいところ。田舎から新鮮な海の幸が届く。

こんにちは、Kome(@chankomeppy)です。

今年はコロナの影響で親の実家(私にとっての祖父母の家)に一度も行きませんでした。祖父母は90代、総合病院のある町までは車で3時間以上かかるような田舎に住んでいるので、もし自分が無症状陽性だったら…と思うと訪れる気になれず、結局一度も訪れずに1年が終わってしまいます。

「今年来れなかったからね~」ということで、祖父母から海の幸が届きました。うれしい。

届いたのは帆立、ほたて、ホタテ!!!

ここで話が終わると早すぎるので、少しホタテの話をしましょうか。

天然ホタテと養殖ホタテ

おそらく、天然のホタテは超レアで、産地以外に住む人が口にする機会はほとんどないのではないかと。

天然といわれるホタテは、「地まき式」で養殖されたものがほとんどです。海のなかの天敵に襲われないようにある程度の大きさまで成長した稚貝を自然環境下に放流、2~4年後に漁獲します。オホーツク海や根室海峡地区でこの方法がとられており、旬は夏から秋。地まき式で育てられたホタテは純天然のホタテと同様に海の中を自由に動き回ることができるので、実が大きくて濃厚な味わいが特徴!お刺身に向いています。

養殖といわれるホタテは、北海道では「垂下式」で育てられたものが一般的です。稚貝をかごに入れて海中に吊るし、1~2年後に漁獲します。北海道の日本海側ではこの方法がとられており、冬から春にかけて水揚げ量が多くなります。垂下式で育てられたホタテは海中を自由に動き回れない分、実に砂がつかずに綺麗なので、冷凍食品(ボイルホタテ)などの形で流通することが多いようです。冬に出回るホタテは垂下式が多いですが、この時期はホタテの産卵期にあたり、生殖巣(卵)が大きくなります。ホタテの卵料理(お鍋・煮つけなど)がおいしいです。卵の出汁もたまりません~!!

天然ホタテと養殖ホタテの見分け方

見分け方は簡単です!貝殻に付着物がなくツルっとしているものが天然(地まき式)、貝殻に色々付着しているものが養殖(垂下式)です。

天然のホタテはあちこち動き回るので、貝殻の表面に何もつかずに綺麗な状態を維持できるようなのですが、養殖のホタテは動き回れないために海藻やほかの生物が付着してしまうんですって。

届いたホタテを食す

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ここで、祖父母から届いたホタテを見てみましょうか。

時期は、貝殻にはたくさんの付着物がついているので、おそらく「養殖」ものですね。お刺身として食べるよりも、火を通していただいた方がおいしそうな予感がします。

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というわけで、グリルにしました。

少し焦げてしまい、しかも卵が取れてしまったのであまり写真映えしない感じになりましたw

このホタテの出汁がたまらないんですよね。夏のホタテは生で食べることが多いので、ホタテの出汁は私にとって「冬のおいしいもの」に分類されています。

ちなみに、奥の方に見える黒い部分は毒が含まれていることがある(らしい)ので、取り除いて食べます~。

さいごに

ホタテうまい… 北海道はおいしいものが多く、「北海道出身でよかった」と思うことが本当に多いです。

まだまだ冬の海の幸を楽しみたいですなー

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