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1.14 sat ありがたい勧め

 テキストであるということは変わりないのに、本を読むのとネットでテキストを読む感覚は全然違う。読んだときの世界の広がり方、そこへの突き進み方みたいな。なんでかなあって思って、それ以上は考えてない。純粋に、自分が読んだものの「おもしろーい」度が違うだけかもしれない。
 本を読むとき、私の場合は好きな作家・書き手のものが多い。音楽の場合もそうだ。ネットが普及する以前は、こうもよく知らない人の書いたものを目にすることなんてなかったのではないか。だから本を読んだときの方が気にいる率が高いのかな。考えてないと言っておきながら少し考えちゃった。

 上司に勧められてサ道を観始めた。入ってくる音の全てが心地よく、観ているだけで「空気がおいしい気がする」みたいな気持ちになってしまう。五感を研ぎ澄まされるドラマだ。
 昔は人から勧められたものを見たり読むのが苦手だったけど、大人(大人)になってからはガンガンやっている。人生は大きなアンソロジーになるかもしれないなーと思った。

頭からかぶる温度を熱風で飛ばして普通の人になりけり
ことわりを愛して進め 踏み外す道に首を垂れて別れろ
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