見出し画像

3.18 fri 干からびて得るもの

 台所の蛇口から、ぱた、ぱたと水が垂れるのが止まらない。30秒に一回くらいなので止まらないと感じるほどではないが、締めに締めてもぱたぱたし続ける。ガタかしら、これ。そんなことはどうでもいいんです。抱えている仕事に落ち着きの兆しが見えて、今とても喜んでいます。
 書き始めてみたものの言いたいことはなかった。そういえば今日はお弁当の写真を撮り忘れた。モチベーションのために毎日撮って、いい日も悪い日もインスタグラムに上げているのだ。おかげか弁当箱を洗うようになったし、お弁当をわりと欠かさず持って行くようになった。以前は週一回コンビニ飯にしないと気が収まらなかったんだけど、今はあんまりその衝動がない。満足してるんだな。漠然と抑圧してるとか欠けているという気持ちがなくなったのかなーとか考えた。
 働き始めて丸二年。生活はずいぶん落ち着いたように思う。食事や洗濯、掃除、お風呂、手につかなくておっくうだった事たちを安定して行えるようになった。学生時代は寝る前にコンタクトを外すことが面倒で仕方なかったなあ。こういうのを習慣化というんだろうか。夜に寝る習慣も今やプロ並みだ。夜も布団で横になると気持ちいいことに最近気づいた。おもしれー、と思う。

ヌンチャクがテレビの裏で死んでいた 脇目も振らず僕らは生きた
愛してる間に忘れていったのは真昼の露が落ちるみたいに

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?