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11.3 Thu 持っていかなきゃね

 歌えるものは自分の持っているものだ。どこにも行かなければ何も見えぬままである。的な話は歌に限らないよなあ。接客でもギャグでも、コミュニケーションや何か伝える方法は己の世界と直結している。いやこれは仕事の話なんですけどね。後輩が接客に苦心していて、最初に述べたようなことを師匠から言われていた。私だってそうだろう。散歩しよう、と思って、短い散歩じゃまだ世界が狭いままなんだよなーと気づく。時間と労力をかけて出かけることがライフには必要なのではないかね。

精一杯あんたのすべてに笑いたい 白球投げたらぱかんと割れて
雪積もるみたいにそれは災害であった 寂しかったの?今も?

 学生時代に親しかった人と再会を果たした×4。ふっと気を抜いてしまう。世界はどこかしこで続いていることに安堵。私の背負っているものなど投げ出しても構わないようなもので、逆にとても大事なものであった。そんな気がした。今親しくしている人に元気がない。とても心配だが、そんな時こそ自分まで飲み込まれないのが大切だよな、と思い返せた。直接関係はないが、再会した人たちのおかげだ。

夕暮れを見たいとせがむ君の手がどこまでも震えている 葉は落つ
ブルドーザーうるさいんだから窓閉めて 空気清浄機を止めないで
荒くれた海に2人でいたでしょう キンカン飴の名残ウルルン

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