5.20 sat 堕落を飛び越え

 煮えたぎり堕落していた生活から一区切りついた。気がする。コンロを新調したからかもしれないし、ストーブをしまったからかもしれない。ロフトではなく朝日の当たるリビングで寝るようになったからかも。まあなんでもいい。ここ数日はお風呂に入り、洗い物を済ませ、何か一つ功を成したことに満足して床に就いている。生活はそれで十分すぎるほど満ちている。だって私には家があるし、水が出るし、ガスも使える。スケールのでかい捉え方をすればそういうことだ。今だって水を飲んで、うまーいと思いながらこれを書いている。
 わけもなく幸せだと思える今のうちに満足いきまくるほど出力すべきではないか。

歯ぎしりを聞きつつ眠る 銭を食い牛乳を飲む人の歯ぎしり

スイカ割る夢を見ました目頭がすごく痛くて飛び起きました

振り向けばしんしん積もるかがやきに立ちくらみ パンツが揺れている

知らぬ町まで行ったっけ休日の休むという字を何回も書く

音読は苦手でしたかおぼつかぬ発声が耕したこの庭に

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