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3.26 sat 愛か何か

 布団に入った。久しぶりに一日中小さな現場が続いたので、身体とまぶたが重い。洗い物を溜めている。洗濯は明日する。買い物はできるのに調理までのハードルが高い。なぜこんなに毎日時間がないないという気になっているんだろう。noteは書いてるくせによお!とプチ憤慨した。や、全然怒ってません。

 最近友人と会ったり電話、ラインでのやり取りが増え、そのせいか地元の方言がお客さんの前でも出るようになった。敬語以外で話す時間が多いとこうなるなーと思う。他愛もない話をしているだけなのに、好きな人がこんなにいるのかと気付くと勇気をもらえる。なんつってー。
 誰かのことをとても大事に思う歌を聴くと、ワッと胸が騒ぎ立てる時期がある。今そんな感じ。すぐそこに何か見えて形容できそうなんだけど、しようと思うと不自然な言葉になってしまう。この歯痒さが、むずむずとするし悪くない。だから歌っていくつも生まれるんだろうか。作り続けることは探し続けることで、生きるってそういうことなのか、みたいな、スケールのでかいことを考えた。

薄氷を滑るみんなが手を取ってそれは眩しいお祭りでした

永遠が不在 ダンスをした朝にスニーカーを残して去ってゆく

幾億のイチゴ降る日に恋人は不思議のことを考えていた

曖昧な契りが群れを成していた 春雨ゆがく朝の往来

信じる 頼りなく揺れる枝葉の中に夢を見ること

恋人の枕は甘い塩水のかおり つつがない未来をよこせ

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