怖い話

晩ご飯、特に何も考えずスーパーに行き、半額のちょっといい豚肉が並んでたんでこりゃあいいやと一つ手に取り、その半額の豚肉を中心に献立を組み立て、とんでもないベストオーダーができたと嬉々としてお会計をしたら、レジの液晶に『豚肉30%OFF』と表示され、血の気が引きました。

動揺を隠せず、血色の無い手から小銭が落ちる落ちる。いやでも確かに半額だったはずなのにとその豚肉を見ると、しっかり30%OFFのシールが貼ってある。
そんなことはないよと、自分の目は間違ってないよと、よせばいいのに5万入れて席を離れた海物語を帰りに確認するようにお肉売り場に戻ったら、確かに半額の豚肉が二つ、その場に置いてありました。



なるほどな。
半額が目に入った瞬間、貼ってあるシール全部が半額だと思い込んじゃったんだ。目ん玉がきり丸みたいに半額半額になっちゃって、ちゃんと周り見えてなかったんだな。それなのに嬉々として献立考えちゃって、得したなぁって浮かれちゃってたんだ。
もう引く血の気ないって。あの場でちゃんと2本の足で立っていられたこと、凄いと思うよ。今思い出してもげぼんちょ吐きそう。



というこの話、何かnoteに書けることはないかと日頃付けている日記を読み返したら、この豚肉のことが書いてあったんだけど、

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ショック受け過ぎてタイムリープしてたみたいです。
買い物から帰ってきて、干してた布団が風で飛んでたことまで2日連続で書いてあったんで、相当堪えたんだろうね。でも何で日が経ったはずの金曜日の方が細かく書かれてるかは、まるで覚えていません。数日経ってまた、血の気が引きました。




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