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【最強のメンタリティを持つ男】自らを鼓舞し続け最後まで戦いぬく!レイトン・ヒューイットのヒストリー#17

皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。

 この記事ではテニス選手個人にフォーカスを当てて選手のヒストリーやエピソードについてご紹介していきたいと思います。
 「ラスティ」の愛称で呼ばれている、オーストラリア人のレイトン・ヒューイット選手についてご紹介です。
 この記事では、15.10歳のデビューから数々の年少記録を達成し、34.10歳で引退したラスティが22、23歳頃までどのような、キャリアを歩んできたのか、どのようなサポートを受けて成長をしてきたのか振り返ってご紹介していきたいと思います。(2021.07.11現在)

※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。

レイトン・ヒューイット
コートの空間をうまく利用したグランドストロークで相手を翻弄させるプレーが特徴。自らを鼓舞するための「C’mon」の言葉と拳を突き上げるジェスチャーの流行の起源となった選手。日本食が好き。

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「6歳テニスを始め、13歳でプロテニス選手へ決意!」

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キャリア初期1998年

 1981年2月24日オーストラリアのアデレードで産まれました。オーストラリアンフットボールの選手と元ネットボールの選手で、体育教師の母というスポーツ一家で育ちました。6歳の頃からテニスをはじめ、選手だった父の影響でオーストラリアンフットボールも経験、13歳の時にテニスに絞ることを決意しました。
 
 7歳から通っていたテニススクールのコーチであるP.スミスは17歳までラスティのコーチを務め、現在ではピータースミステニスアカデミーをアデレードで運営しています。


「15.10歳ツアーデビューと世界ランク1位」

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2001.08.27 GS・UでGS初優勝の写真

 15.10歳で母国オーストラリアのGSで予選のWCから勝ち上がりツアーデビューを飾り、1年後の1998年にプロに挑戦しました。そこから約3年後の2001年8月20.6歳でGSでの初タイトル獲得、その2ヶ月後の20.8歳で世界ランク1位を獲得した史上最年少の選手になりました。

 ここからは、L.ヒューイットの大会成績が素晴らしすぎて、書ききれないので表にしました。デビューの16歳~22歳までの参加大会数と成績の一覧です。

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 大会参加数は2003年で故障離脱以外は平均19.2試合に参加しています。(オリンピックやデ杯などの国際大会は抜いて、ATPツアー記録参照)
 世界ランク1位を獲得した2001年20歳の頃は、SF〜優勝の箇所に成績が集中しています。特に決勝進出27回中、20回の優勝は74%の勝率で、ラスティの勝負強さがわかります。

 「22歳で世界ランク1位80週」

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2020年APT杯での写真

 2001年11月19日(20.8歳)~2003年4月21日(22.1歳)までの75週間連続世界ランキング1位を守り、2週間だけ2位に後退し、2003年5月12日~6月9日までの5週連続で1位に回復しました。その後1位を取り返すことはできませんでしたが、合計80週間世界ランキング1位の期間を22.3歳までに達成しました。


 ラスティのダイナミックな打ち方、自分を鼓舞しながら、ファイティングスピリット全開で戦う姿は観客を盛り上げました。今もオーストラリア代表の監督として、ATP杯での指揮を全力で行っている姿はとても嬉しいし瞬間です。
 A.デミノー、N.キリオスらオーストラリアのスター達もラスティがバックについているととても心強いと思います。今後も、母国オーストラリアの為にテニスのサポートを全力で行うラスティの活躍に期待しています。 

記録(22歳までに達成したものの中から抜粋)
✴︎15.11歳 トーナメント史上最年少GS・Aに出場
✴︎16.10歳 アデレード250で優勝し、世界ランキング550で史上最も低いランクでの優勝者
✴︎19.8歳 ツアーファイナルの資格を得た最初の10代の選手
✴︎20.10歳 年間ランキングで最年少で1位を獲得した選手と最初のオーストラリア人選手

 次のレジェンドはアメリカのビックサーバーのヒストリーから、現代のテニス選手との違いやラスティとの年齢比較による、何歳でピークに達成しているのかを考察していきます。


 今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
 この選手の記事を読んでみたい!調べてほしい!というご要望ありましたら、お気軽にご連絡ください。それでは次の記事で。さようなら。


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PS.ラスティのヒストリーを調べれば調べるほど、意味がわからないくらい凄すぎて、びっくりしながら、意味わかんない!と独り言を言いながら、記事を書きました。


〜CC(Change Court)について〜
 CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
 「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ!?」、「これってどうしたらいいでしょうか?」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
 

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