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産業医・人事面談(5/20)


緊張でこの1週間きちんと寝られませんでした。
負担が大きかったですが、具体的な一歩を踏み出せたと思います。


産業医面談からです。
精神科のおじいちゃん先生です。

『どう〜?』
「落ち着いて過ごせています。」

『リワークプログラムで休める状況のなかで、復帰に向けて整えていくのがいいかもね。』

会社の制度を利用して、そろそろ復帰してもいいんじゃない?という打診がありした。
あくまでも主治医の先生の意見重視のため、主治医の先生に相談してみて〜と言われました。


以下、人事担当係長と衛生担当係長と面談です。
人事面談の内容は、自分の記録のために詳しく書いています。(診察とカウンセリングの記録も同じくですが…)。とくに細かく、長く長いです。

衛生係長は、ものごし柔らかなやさしい雰囲気のひとです。人事係長は、はじめて会いましたが快活って感じのひとでした。

心配なのは、

・恋人だった彼に話が伝わるのか
・職員のどこまでに共有されるのか
・どこまでの配慮が許されるのか

でした。

人事『こちらとしても、相手方が誰かは聞かないと対処のしようがないのでそれは教えてください。ほかのことは、話せなかったら話さなくて大丈夫だからね。』

ちゃ「ここでの話ってどこまで共有されるものですか?」

人事『人事担当課長と、係員の△△くんには共有させてもらいます。新しい配属先とかには伝えないし、△△くんも僕も守秘義務があるので、それ以上は絶対に言わないです。』

△△さんは、私も知る職員でした。前の配属が近かっただけで、雑談をするほど仲良くはありません。
恋人だった彼と同期の職員だったり、よく名前が上がったりもしてなかったので、大丈夫かと思いました。

衛生『そしたら、話せる範囲で話してもらえますか?』

ちゃ「相手方は、〇〇(恋人だった彼)です。一年ほど交際していました。そのなかで、殴る蹴るといった身体的暴力だったり、人格を否定するような精神的暴力を受けました。」

ちゃ「一年ほど前に、なし崩し的に別れてから、もう交流はありません。」

ちゃ「どうしても会うかもしれないという恐怖心が強くて、復職の心理的障害になっています。配属先のご配慮がいただけたらと思います。」

言えたぁ〜

人事『どの程度までなら関われそう?』

ちゃ「休職する前から相手が本社勤務ではないので想像になってしまうんですけど、同じフロアは心配です。」

人事『そうですね〜、そうすると仕事で関わるのも怖いよね?』

ちゃ「はい」

人事『警察沙汰になったりとかは?』

ちゃ「していません。一度、知人の警察官に相談をしたくらいで、被害届を出したりとかはしていません。警察以外には、暴力相談センターに電話したりとかはしました。」

人事『わっかりました。フロアが一緒にならなかったり、仕事で関わることが極力無いように出来るかぎり配慮します。』

人事『ただ、会社のなかでいろんな部署がいろんな部署と関わりになっているので、業務上の関わりを完全になくすのは難しいかなと思います。』

人事『配慮するけどね』
衛生『はい』

人事『生活面で問題はない?』

ちゃ「相手の住まいとは、生活範囲がズレているので生活は大丈夫です。」

衛生『〜〜さん(恋人だった彼)は、いま本社勤務じゃないけど本社勤務になったら通勤経路が被りますよね。』

ちゃ「そうですね。いまも〜〜線を使うのはかなり怖くて、〜〜駅(恋人だった彼の最寄駅)を通過するときは、緊張して動悸がします。」

人事『そうか〜、会うかもしれないもんね。』

人事『たとえば私達から、〜〜さん(恋人だった彼)に、事情を伝えて、電車の何両目には乗らないようにって話しもできますよ。』

ちゃ「…〜〜側からすると、”俺を悪者にしやがって”って思いやすいひとなので…何されるか分からないのが怖いです。」

人事『ん〜なるほど!』
衛生『ん〜』

衛生『個人的にね』

衛生『個人的に警察に一回相談しておいたほうがいいかもね。ちゃんと記録がつく形で。過去の被害をどうこうするってよりは、これから起こらないために伝えておくのはいいかもしれませんね。』

衛生『相手方のパーソナリティまでは、どうしても職場じゃ把握しきれないのでね。』

人事『じゃあ、本人には伝えず!あくまでも会社側の配慮ってところでいきましょう。』

ちゃ「ありがとうございます。」

人事「暴力の話とは別で!どういう職場に行きたいとかある?」

ちゃ『病院のカウンセラーの先生とは、配属後しばらくは残業や休日は極力ない場所で、あと、対人恐怖的なところが残っているので接客負担の少ないところだとありがたいです。』

人事『了解しました。いま聞いておいたから、また復帰とかリワークプログラムのときに具体的に相談させてもらいますね。』

ちゃ「ありがとうございます。」

人事『せっかくの機会なので、なんか聞いておくことある?』

ちゃ「そうですね…うつになった原因が、暴力が原因なのはそうなんですけど、それ以外にプライベートのトラブルと職場環境が問題であったと思うんです。」

ちゃ「前の部署は常に業務過多だったことと女性職員が居なかったこともあって、”女アピールすれば、楽できていい”だとか言われたこともあったんです。自分が上司に相談できなかったのがいけないんですけど、そういうのって誰に相談すればいいんでしょう?」

人事『ん〜』
衛生『ん〜』

人事『完全にセクハラパワハラ発言だよね。』
衛生『そういうのは私に言ってください。』

衛生『いろんな課に、ハラスメント相談職員って居るんでそのひと達に相談してもらっても大丈夫です。けど、全ては僕のところにくるので、僕に相談してください。』

ちゃ「そうなんですね!ありがとうございます。」

衛生『ハラスメント系って事実認定が難しいんです。だから、なんか言われたら事細かく鮮明に記録を取っておいてください。警察に出すみたいに!録音撮るのでもいいです。』

人事『ちなみに誰?』
ちゃ「〜〜さんです。」
人事『知らないナァ…あっ、本人に何か言ったりしないから安心してください。』

衛生『なんなら今からでも遡って審議できます。何年も前であっても事実認定が難しいだけで…もし、復職の障害になっているようだったら相談してくださいね。』

ちゃ「ありがとうございます。」

職場の性差別的発言をした職員のことは、そういうことがあったんだぞ!と職場に伝えたかっただけで、その職員に処分をしてほしいわけではありません。

その職員が悪意的に発言したことというより、忙しさのあまり口をついてしまったところもあるかなぁと思うのです。

とはいえ、そういう人とは今後関わらないように自分の行動を変えていきたいと思っているところです。

衛生『なにかあったら相談してください。』
衛生『復職だったり、リワークプログラムのことで、もし主治医の先生からなにか指導があったら、メールでも電話でもいいので教えてくださいね。

あとは、リワークプログラムの流れだったりをちょっと説明してもらいました。なんだか復職にトントン話が進んでいきました。

自分自身でもあとは療養を続けるよりかは、仕事に戻って少しずつ練習を積むのがいいのかなと思うところもあります。

けど働けるのかって不安だったり、焦って進みたくないって思いもあります。

どっちなんだよ!って感じです。

鬱になった原因のすべてが解決して、
対処法を考えられているわけではありません。

性被害については、変わらず
ずっとヘドロに足を囚われています。

けど、性被害についてのことは数年数ヶ月で解決することでもないと思うのです。

そして鬱になってしまったからには、自分の不調ときちんと向き合って連れ添っていかなければならないとも思っています。

なに言ってるんだか
自分でも分かりませんが…

とりあえず

明日診察なので、仕事のことを主治医の先生に相談してみようかなと思っています。

ちゃんと話せるように、
帰ってから整理をしたいです。

恋人だった彼のことは、てっきり『あなたも悪かったんじゃないの?』的な感じになったり『会社側も大変だからそんな配慮はできない!』なんて言われるかと思っていました。

けど、同じフロアにしないことと、仕事上の関わりのない部署に配属することを出来るかぎり配慮すると言ってもらえたのが、安心しました。

会社は職員のためにそんなに動いてくれないって思ってました。でも、結構しっかりサポートをしてくれるんだと実感しました。

ちょっと、復帰のイメージがついてきました。

面談前はすっごい不安だったけど、話ができてよかったです。自分を大事にするというための具体的な対策を進めることができました。

今日はとっても頑張った〜
でもそろそろ復職かぁ〜

人事面談だ!と思って気合を入れるために、久しぶりにパンプスを履きました。足が痛いです。

会社に相談して配慮をお願いすることは、
恋人だった彼との具体的な決別でもありました。

恋人だった彼について思うことは、
また今度改めて綴りたいと思います。

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