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レポート

久々に試合分析のレポートを書くことにした。 というのもこの夏、およそ2年半ぶりくらいに自分が師と敬う人と再会した。 うれしい再会だった半面、長い時間ではなかったので話もあまりできなかった。 その会話の最中に師が、 「うちのチームの試合分析してレポート送ってよ。」 とおっしゃった。 最初は冗談かと思っていた。 しかし別れ際に念を押されたので、あながち冗談でもないのだなと思い、意を決して書くことにした。どうせ書くならnoteでします。 フルマッチを見るのは久々な上に、分析をする

    • 2022/10/6 天皇杯準決勝 京都サンガF.C vs サンフレッチェ広島 信念という足枷

      今回は珍しくサッカーの試合分析ではありません。 自分が試合を見て考えさせられることがあったので、どうせなら文章に残した方がいいと思いnoteに書きました。 2022年10月6日 天皇杯 準決勝  京都サンガF.C 対 サンフレッチェ広島 プロアマ問わず日本中のサッカーチームが真の日本一を決める大会の準決勝カードはまさにその名にふさわしい激闘となった。 お互い引かぬ戦いの中、前半40分にPKにより広島が先制し、そのまま後半も逃げ切るかと思われたが、後半34分、途中出場の

      • 柏レイソルvs鹿島アントラーズ

        4バック+2ボランチでのポゼッション最近、4バック+2ボランチのシステムでポゼッションをしようとしているチームをよく見かける。もちろん林舞輝氏が先日のTwitterで言及した通り、4-4-2システムのままポゼッションをしようとするときれいにハマりすぎるため、可変が必要なのは大前提ではある。 今回の試合も柏は4-2-3-1の4バック+2ボランチ、鹿島は4-4-2システムと似た構図。 ただ若干の配置の違いと狙いの違いがあったので詳しく見ていく。 柏のボール保持柏は深さは怪物

        • 2020.7.3 マンチェスターシティvsリバプール

          久々に書きます。今回は文章のクセ弱めで書いてみたいと思います。 ぜひ最後までどうぞ。 両チームのスターティングメンバ―はこんな感じ。 ここで後々重要になってくるのでリバプールの基本的な守り方をおさらいしておくと、相手CBが持った状態になると①フィルミーノがアンカー(ロドリ)へのコースを切る。②サラーとマネがSBへのパスコースを切りながらCBへプレス。③相手CBからピッチ中央に出たボールを強靭な中盤トリオが奪取してそのままカウンター。という方法。 これに対して、編み出さ

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          ドルトムントvsシャルケ~スペースの共有~

          かなりご無沙汰してました。コロナウイルスによる自粛期間いかがお過ごしでしょうか。切実に、切実に、早く終息してほしいものです。 今回久しぶりに分析記事を書くのですが、実際のところ試合を観るのも久々なもんで分析眼のリハビリがてら、このノートにまとめられればと思います。今回観たのは再開一発目のドルトムントvsシャルケ。ちなみに今回は画像なしの文章のみでお届けしようと思います。見にくい、理解しづらいところもあるかもしれませんが最後までお付き合いいただけると幸いです。 お互いのシス

          ドルトムントvsシャルケ~スペースの共有~

          ザルツブルクvsリバプール〜ストーミングの弊害〜

          当分更新してなかったんでまたぼちぼちやっていこうかなと思います。 この試合をチョイスした理由は、最近ストーミングにハマってる為、選んだ所存でございます。 ちなみにライプツィヒvsベンフィカもストーミング研究のために観たけどあんまりストーミング感が無かった。あの試合がそうだったのか、それともポゼッションとストーミングの共存はやっぱ難しいのか。どなたかライプツィヒ追っかけてる方いたら是非教えて欲しい。 先にお互いの噛み合わせ。 ザルツブルクは4-3-1-2の中盤ダイヤモンド。

          ザルツブルクvsリバプール〜ストーミングの弊害〜

          マンチェスターシティvsブライトン

          今回もシティーを追っかけていくぜ!ということでプレミアリーグ第4節マンチェスターシティvsブライトン。 今回から戦術に興味がない人でもできるだけわかりやすくレビューを書いていこうと思うので一度目を通した人は最後まで見ていただけると幸いです。 それぞれのフォーメーションシティのフォーメーションは4-3-3。4バックの前に中盤が3枚逆三角形で並び、そのさらに前に3トップが並ぶ形。 ブライトンは5-2-3。DFラインを5枚でセットし、その前にボランチが2枚横並びでセット、FW

          マンチェスターシティvsブライトン

          名古屋グランパスvsFC東京 ~俺たちはこのやり方で行くんだ!はどこまで通用するのか~

          今回はJリーグの名古屋グランパスvsFC東京の試合をレビューしていこうと思います。長谷川健太将軍率いる現在首位のFC東京をどうやって名古屋が封じ込めるのか、トメルケール教の教祖様風間八宏監督に注目です。 ちなみに自分はJリーグはたまにしか観ないのでほとんどチームの情報や知識はありません。ご了承ください。そこまで含めてフィードバック等くださると嬉しいです。 名古屋の3バックFC東京のシステムはいつも通りの4-4-2システム。林、室谷、渡辺、森重、オジェソク、東、橋本、高萩、

          名古屋グランパスvsFC東京 ~俺たちはこのやり方で行くんだ!はどこまで通用するのか~

          ボーンマスvsマンチェスターシティ ~ポジションチェンジによるポジション維持~

          はじめまして。 分析を始めた動機は一番最初のnoteに書いたので、気になる方はそっちを見てください。 記念すべき最初の試合はプレミアリーグ第3節ボーンマスvsマンチェスターシティを分析したいと思います。 ペップ体制4年目のシティ。このチームを分析してる人はごまんといると思いますが、あえてそこから突っ込んで自分の力量を知りたいと思うんでぜひフィードバック等くだされば幸いです。 それぞれの配置とボーンマスの狙い神様ことペップ率いるマンチェスターシティはもはや定番となってい

          ボーンマスvsマンチェスターシティ ~ポジションチェンジによるポジション維持~

          サッカー分析始めます。

          初めまして。 朝鮮大学校に通う大学3年生の朴将虎(パクチャンホ)と言います。 いきなりなんですが、サッカーの試合分析をnoteに書いて載せようと思います。 理由は3つあって、まず1つ目は自分のアウトプット能力(サッカーで起きた現象を言語化する能力)を高めるため。 2つ目は人に見てもらって自分の眼がどのくらいあるのかを客観的に判断する為。(他の人の意見とかフィードバックももらえたら最高です) 3つ目が自分に発破をかける為です。 完全に自分本位の動機なんですけど、自分の分析を

          サッカー分析始めます。