ステイポジティブ。
ポジティブってなんだろう。
ポジティブとその反対のネガティブという言葉があるこの世界を、俯瞰して見てみた時、自分一人が取り残されたような気持ちになった。
ステイポジティブとも聞くことがある昨今だが、今日みたいに夏のような気温の時は、ステイしていても暑く、熱中症になりそうだから、当たり前にポジティブにはなれない。
血管が暑さによって、縮んでいるような気がする。
ポジティブは人の外側に対して言われる。
というのも、人の内面は見えないから、内面が浮かび上がる外見に対して、ポジティブとかネガティブと言う。
でも、自分の内面を自分自身で評価する時にも使える。
ステイポジティブとは「家でもポジティブで」と言う意味。この言葉、本来、家はポジティブでいる場所ではなかったというような聞こえ方もする。
元々の性格から、家にいる方が積極的になれて元気になれる人からしたら、どんな風に聞こえているのだろう。
私自身は、家の中では、ネガティブにもポジティブにもなれると思う。
家の中っていうのは、本当に自由な空間で、一人暮らしの私から見たら、制限などが何もない世界。
自由な空間と言えているくらいだから、それなりに一人時間でのポジティブが可能な人間なのだろう。
でも当たり前だが、自分自身で制限を作って、制限を超えられない空間にしてしまったら、ネガティブになる。
外に出ても、自分で自分を縛っていたら、それはネガティブになる。
そして、人から、ネガティブな人間の1人に指名される。
人の評価っていうのも、あながち間違いではない。
手に握っていた保冷剤が、思っていたよりも早く溶けてきた。
それほど、この部屋の温度と自分の体の温度は高いのだな。
自律神経が乱れると、体の温度調節機能も乱れるみたいな話を聞いたことがあるけど、そうなったら怖いなと思う。
当たり前だけど、ポジティブな人の方が、その場所にいる需要はあるだろう。
ポジティブな人と呼ぶ基準は、明るいに越した事はないけど、考え方やその考えを表す行動などがあれば、完全にそうと言える。
ポジティブという言葉の根源を探し求めていたら、こんな話になってしまった。
このままだと、ネガティブの対象となる私の行き場所がなくなる。
ステイポジティブが可能な人の行き場所は、これから何処になっていくのだろう。
ネットの中になるのか、はたまた、社会の中に確立されるのか。
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