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【2023年12月】射手座新月の星よみ:「突然やってきた”想定外”を乗りこなす新月」

こんにちは!

まだ留の時期だというのに、早くも電車の大幅遅延や通信障害などトラブル続きで「水星逆行」が11日にはトレンド入りしちゃってましたね。

「水星逆行」については別途、記事を投稿しましたのでそちらも読んでみてくださいね。

さらに海王星も順行となり国内外問わず、色々なものが膿出しされているかのように様々なことが表世界に出てきています

地球全体が風の時代にシフトするために、集合的無意識が準備運動をしているのでしょう。もう後にも先にも、です。受け入れて進んでいく準備をしなくてはいけません。

では、早速みていきましょう。




「射手座座新月」のチャートリーディング


今回はかなりチャートの左側に寄っています。そして個人天体が南側、社会天体以降が北側に鎮座しています。

自分自身と社会にフォーカスが当たりそうな配置ですが、いかがでしょうか?順番に読み解いていきます。


また、前回に引き続き次の満月までの2週間の過ごし方のヒントや開運ポイントも最後に書いていきます。(メンバーシップのメンバーさんは全記事が最後まで読み放題です。初月無料ですのでお気軽にお試しください!)

おすすめ動画のシェアなど、私にしか書けないことも書いてますので、どうぞぜひ最後まで読んでみてくださいね!


チャート全体とアセンダント


アセンダント:山羊座16度「体操着の少年少女」

今回も前回の満月に引き続き、インターセプトのハウスがありますね。2ハウス魚座と8ハウス乙女座です。

インターセプトのハウスの分野は見えにくいとされていますが、よりによって「お金」や「豊かさ」に関わるハウスであるのは面白いですね。


そして、アセンダントは山羊座で16度

このサビアンシンボル、もうビックリするくらいに”まさに今世の中で起きていること”をちゃんと表してくれています


16度というのは、山羊座という性質が成熟していくために”反対の性質”を取り入れる場所です。ドデカテモリーは蟹座。

山羊座は「公」であるならば、蟹座は「私」です。自分自身を見つめるために、山羊座の”成果主義を手放す度数”なのです。


体操着を着ているということはきっと舞台は「学校」ですね。学校というのは子どもたちにとっての「公」の場です。

反対に子どもというのは”感情の塊”とも言えるほど、純粋で天真爛漫。「公」の場である学校組織からみたら「私」を持ち込む存在です。

小学校に入学したらまずは集団生活のために、さまざまな基本の規律を教えていきますね。

「真面目すぎては窮屈。だけどやりたい放題ではいけない」と、子どもたちは学校という「公」の場で、「私」の感情とのバランスの取り方を学んでいきます。

”公私のバランス感覚”を養うことのできた子どもたちは、やがて”プライベートの自分を確立”しながら「社会のために成果を上げる」ことをポジティブに叶えて行くことができるのです。

山羊座16度とは、そのようなエネルギーを秘めているのですね。


ですが、実際問題として今の日本でこの”公私のバランス感覚”を持ち合わせて現代社会を生きる大人はどれだけいるでしょうか?


きっと、最初は

「会社のために」
「両親のために」
「パートナーのために」
「社会のために」

なんて言って、誰しも頑張ります。ですがそのうち成果や手柄を手にするつれて、自分の能力を過信したり天狗になったりしてしまうのが残念ながら人間のサガ。


これまでの土の時代での社会は”成果主義”であり、”合理主義”。いかに早く、いかに成果を上げられるかが勝負の社会でした。

「公」である社会から求められるままに、合理的に成果を上げていこうとして人はどんどん利己的になっていってしまいます。ライバルを排除しようとしたり、自分の立場をなんとでも死守しようとさらに執着したり。


これってまさに今、ここ1週間ほど日本中を激震させている現役閣僚たちの「裏金問題」とリンクしますよね。


きっと、今名前が上がっている有名閣僚たちも、初めて選挙に出馬して当選した時には「日本のために、国民の皆様のために精一杯頑張ります!!」なんて言っていたでしょう。

ですがこの土の時代の”合理的な成果主義”の社会に蝕まれていった結果、気づいたら魂を売ってしまったのでしょう。人間は自分たちが思うよりも、儚く弱い存在なのです。


こうして、自分の愚行を猛省することになるのですが、やはり人はどこかで立ち止まらないといけないんですね。他人軸で生きていると、レールを踏み外していることに気づけないのです。

それは、自分の心を置いてけぼりにしているから起こるのです

山羊座16度〜20度は山羊座の第3領域。ここは山羊座としてのテーマである「成果を上げること」に囚われすぎて疎かになってしまった自分自身の内側と向き合い、内省していくことになるんですね。


新月のサビアンシンボル


<太陽・月>射手座21度:「借りた眼鏡をかけている子供と犬」

さて、ここからは新月のサビアンを見ていきましょう。


サビアンシンボルで21度〜25度は、第4領域。最強の度数です。なぜなら、一つ前の第3の領域で反対側にあるエネルギーを学び、自らの殻を破った状態だからです。

一度衝撃を加えて破壊をして土壌を作り直したのですから、地盤がしっかりしています。人生イージーモードな人よりも、波瀾万丈な人生を生きてきた人の方が何かあったときもへこたれませんよね。それと同じ状態です。


さて、このシンボルに登場する子どもと犬はメガネをかけています。現代では、メガネをかける子どももよく見かけますが、少なくとも「犬にメガネ?」とは思いますよね。

そう、このサビアンに登場する犬はもちろんのこと、この子どもも本当はメガネなんていらないのです。では、なぜメガネをかけるのか?

それは、「純粋な知的好奇心」から。

人間って、不思議なもので”形から入る”ことで結構いろんなことが上手くいきます。

・インフルエンサーのモーニングルーティーンを見て、朝活をやってみた
・憧れのモデルさんがやっているトレーニングを取り入れてみた
・職場の仕事ができる先輩を見習って、ビジネス書を買ってみた

時々「形から入ったところで…」という人がいますが、実はこれって潜在意識の中のセルフイメージを書き換える行為になるので、”ありたい自分像”を叶えるためにはかなり有効な手段と言えるのです。

このサビアンはまさに、「子どもが大人から借りたメガネをかけて”大人の真似事”をする中で、ぐんぐん知識を吸収して好奇心を満たし成長していく」そんなシンボルなのです。

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