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【逆行】「水星逆行」とは?12月13日〜2024年1月2日の期間で気を付けること
こんばんは!
今日は、早くも2日前くらいからXでトレンド入りしている本日夕方から開始する「水星逆行」について書いていきます。
水星逆行の基本の過ごし方から、今回起こる山羊座水星逆行についてもわかりやすく解説しています!ぜひ最後までご覧ください。
そもそも「水星逆行」とは?
Xにて、トレンド入りするほど認知度が高まってきた「水星逆行」。そもそも水星逆行とはなんなのか?
水星逆行とはおよそ4カ月に一度、数週間の間だけ水星が通常とは逆方向に空を移動するように見える現象だ。
「逆方向に空を移動するように見える」なので、実際に逆方向に行ってるわけではありません。つまり、”ムーンウォーク”なのです。
以前にも増して「水星逆行」というワードが知られるようになってきたのはとても良いことだと思うのですが、”水星逆行の時期はネガティブなことが起こる!”というのが広まり過ぎていると感じます。
確かに占星術において、水星が逆行している期間というのは「交通機関の遅延やトラブル」や「インターネットなどの通信障害」などが多く発生するイメージはあります。
ですが、そもそも水星はマレフィック(=凶星)ではありません。かといってベネフィック(=吉星)でもない、ニュートラルな天体です。
双子座と乙女座の支配星である水星ですから、とても日常に根ざした天体です。双子座は知性や情報に、インフラや交通を象徴します。そして乙女座は分析、実務、自己(体調)管理の象徴です。
「交通機関の遅延やトラブル」や「インターネットなどの通信障害」なども決して、水星逆行期間外にはまったく起きない!というわけではないですよね。
その二つの星座の支配星である水星が逆行する=「水星逆行」というのはいわば、普段の日常生活の中で忘れがちなことを思い出させてくれる”振り返り期間”なのです。
ですから、もしも「水星逆行」の期間中に何かネガティブなことが起こった時は宇宙にいる水星が、
”そこ、一旦立ち止まってよく見直しや!”
と、立ち止まるきっかけを私たちに与えてくれているのです。なのでその際にはつべこべ言わずに向き合うが吉です。
「水星逆行」中に気を付けるべきこと
とはいえ、できればネガティブなことは起こしたくないですよね。特にこのバタバタとせわしない年末ですから。出来るだけ物事はスムーズに運んで欲しいものです。
ですので、気をつけるべき「水星逆行中の基本事項」を下記にまとめました。
・時間にゆとりを持つ(公共交通機関の遅延、企画の遅れなどが増えます)
・ダブルチェックをする(数字のミス、計算間違いなどが増えます)
・よく使うツールの見直しやバックアップ(通信障害が増えます)
・丁寧なコミュニケーションを心がける(会話の行き違い、メールの送信ミスが増えます)
実はこれらって、普段から気をつけるべき事柄ばかりなんですよね。ですが、当たり前に出来ていたい事って案外疎かになりがちです。
なので、こうして水星が一年に3回ほどの逆行を通して、気を付けるきっかけづくりとして日頃の生活の”振り返り期間”を設けてくれているのですね。
ありがとう、水星さん!
今回の水星逆行期間の特徴と気を付けること
さて、今回の水星逆行は13日に山羊座8度をスタートし、年明け1月2日まで続きます。23日には一つ前の射手座へリグレス(出戻り)していきます。
そして今回は、「水星逆行」が起こる星座が”山羊座→射手座”となります。水星逆行中というのは結構起きている星座の象徴も反映されてきますので、上述の基本事項に加えて気をつけて欲しいことをまとめておきます。
★12月13日〜22日までの期間(山羊座の水星逆行=金融・経済・社会)
・ギャンブル的な投資は避ける
・忘年会の飲食代などは早めの準備をする
・キャッシュレス派の人もお財布に現金を用意しておく
・複数口座を使って、預貯金先を分散しておく
・山岳地帯の乗り物の事故・遭難に気を付ける
・発注ミス、会社全体や組織的な大きな数字の取り扱いに気を付ける
★12月23日〜1月2日までの期間(射手座の水星逆行=出版・教育・旅行)
・車の運転、特に”逆走車”に気を付ける
・長距離移動のスケジュールを見直す、ゆとりを持つ
・宿泊先や交通機関の指定席の予約がきちんと出来ているか確認する
・特に観光地やスキー場などで小さい子供から目を離さない
23日までの山羊座での水星逆行期間中は普段よりも「お金」にまつわることでトラブルが増えそうな予感です。
特に年末の忘年会シーズンを直撃することになるのですが、山羊座は「金融」を象徴しますのでクレジットカードの障害や金融機関の送金トラブルなどには気をつけましょう。
また、キャッシュレス派になった方も増えていますが、このキャッシュレスアプリも「金融」の一つですから、この時期は念のため現金も持ち歩いておきましょう。いざという時に困ってしまいます。
そして、23日以降の射手座リグレスした水星逆行は、とにかく「暴走」に注意です。射手座は元々の性質がフットワーク軽くあちこち行けてしまう天体です。
尚且つ水星にとって射手座は居心地が良くないので、それが水星逆行で顕著に、しかもネガティブな方向へと出やすいです。
23日以降は何かと帰省や初詣などで外出が増える時期です。車の利用も増えると思いますが、特に最近ワイドショーでよく見る「逆走車」や「ルーレット族」などが増えると予想します。23日以降は海王星のアスペクトも濃く絡んでくる時期なので、特に高齢者によるものも増えてくるかもしれません。
高齢者の方が運転される場合はいつでも運転を変われる人が同乗したり、別の手段を使って移動できないか?を考えたりして、十分に注意して事故なく過ごしてください。
<補足>2024年の水星逆行について
ちなみに、来年の水星逆行は全て「火」のエレメント(牡羊・獅子・射手)で起こります。
今回は山羊座から射手座へリグレス(出戻り)するということで、来年起こる水星逆行の予行演習的な意味合いとなります。
特に、射手座に水星が戻る23日以降に起きたトラブルや出来事は、来年起こる水星逆行期間でも起こりやすい事柄になるので、インパクトがあったものについてはぜひ手帳なんかにメモをのこしておくと良いでしょう。
【まとめ】「水星逆行」期間中は丁寧に日常を過ごそう!
いかがでしたでしょうか!
水星逆行が有名になっていくのは、占星術師としてもとても喜ばしいことだと感じますが、必要以上に恐れたりするのは「なんか違うな?」と思います。
水星は個人天体で、日常に馴染んだ星ですからもし仮に何かトラブルに巻き込まれたとしても土星や冥王星なんかが起こす出来事よりは、はるかに軽くダメージも小さいはずです。
必要以上に恐れるのではなくて、「普段忙しくておざなりにしてしまっている”心と体と時間のゆとりを取り戻す”ための振り返り期間」として有意義に活用してください。
そして、もしも何か水星逆行中にトラブルに見舞われたのならば、その出来事はぜひ糧にして学んでください。次に活かせばいいのです。
せっかくの年末年始です。忘年会にクリスマスにお正月に、イベントがたくさんありますから楽しみたいですよね。
水星逆行を恐れすぎず、丁寧に日常を過ごせれば問題なしです。
素敵な水星逆行期間をお過ごしください。
今後も執筆に勤しんで参ります。いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!