今日はお休みの雑記 ファンクラブの話

最近聴いている昔のアルバムが以前よりよく感じられたのでその話を。

ソルファ

ASIAN KUNG-FU GENERATION、通称アジカン。

色々あるが、結局リライトの印象が強く、

そのリライトが収録されている2ndアルバム「ソルファ」が2004年に発売。

個人的には名盤ランキングでも上位に食い込む作品だと思う。

M1の"振動覚"はイントロから気持ちを震わしてくれる。人生を変えた一曲。


2016年には、ソルファに収録されている人気曲「Re:Re:」の再録版がシングルで発売。

アニメ版の「僕だけがいない街」のオープニングテーマにもなっている。

その後、すべての曲を再録し、再録版ソルファも発売。

リライトももちろん新録されてる。

※進化した技術とクセの強さ。


そんな作品なので長く、多くの人に愛されてるアルバムだと思う。

ソルファの勢いが凄すぎて、この後のアジカンを追えている人はどれだけいるのだろうか。


ファンクラブ

次に出たのが、本日の主役、2006年に出たファンクラブというアルバム。

前作ソルファと比べると、比較的暗めな曲が多い。

当時はそこまで惹かれなかったアルバムなのだけど、改めて聴くと全曲「良いな」と感じさせてくれた。

タニタ公式がアジカン打線の4番に掲げるM1"暗号のワルツ"から始まる。

アジカンのイメージを吹き飛ばすしっとり系の一曲。繋ぐ系の4番。

この後の前半戦が怒涛。

au LISMO(懐かしさがヤバい)のタイアップになったブラックアウト、

シングル化されたワールドアパートやブルートレイン、

と流れていき、後半戦。

ブルートレインのラストを引きずるようにM7”真冬のダンス”と繋いでいく。

昔はここから最後のタイトロープまであまりアップテンポの曲が無かったので、後半戦はそこまで好きではなかった。

シングルばっかりの前半部ばっかり聴いていた。


大人になって、じっくり一曲を聞けるようになった。

ボーカル、後藤正文が綴る歌をしっとり聴けるようになった。


特に最後のM11タイトロープ。

「どうか投げ出さないで」と聴き手に語り掛けるようなラストは注目です。

是非聴いてほしいアルバムです。

2008年に4枚目の「ワールドワールドワールド」が出るのだけど、収録曲を見ていると、明るめな曲が多い。

やはり「ファンクラブ」というアルバムは少し異質な感じがするし、2006年当時のアジカンをハッキリ映し出してくれる一枚なのだろう。


回想

この時期を思い返せば、2007年には、チャットモンチーの2ndアルバムである、生命力が出ている。

このバンドを大きく有名にさせた「シャングリラ」が収録。

「シャングリラ」はアニメ「働きマン」のテーマソング。ノイタミナ6作目だ。

働きマンの作者は安野モヨコ。

話題のシン・エヴァンゲリオンの監督、庵野秀明の奥さんだ。

連想ゲームみたいに繋がる昔話。

またどこかでサンボマスター(日本語ロックを掲げてた時代)とかで話をしてみたいなと思い、連想ゲームを終わろうと思う。


ゼロ年代中盤~後半を掘り起こすの楽しすぎる。





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