雑誌の中かチラシの裏か~違いを考察~
エッセイやコラムって
要は、独り言。ぼやきみたいなもんじゃないの?
noteを始めるまで私は、
ザックリそんな感じの解釈でいた。
私は、これまでの人生で
あまり読書はしてこなかった。
いや、漫画なんかは結構読んでいたが、
文学作品というか、
活字メインで構成されたものは、
何となく苦手で
大人になっても読むことは少なかった。
しかし、昔から書くことは好きだった。
(クオリティはさておき)
そしてnoteを始め
エッセイなら、ちょっと勉強すれば書けるんじゃね?って私は思っていた。
文法とか細かい事は、あとから勉強すればいい。
他の人の文章の雰囲気を参考にしながら
自分の頭の中の独り言や、ぼやきを書けば
形になるべ。
そう思っていた。
確かに文章は書けた。
くそおもんない。
なんだこれは。
マジで おばはんのぼやきじゃないか。
いや、ありのままなんだけど。
なんの特徴も、面白味もない身の上話から
ダラダラと始まり、
愚痴。からの説教みたいな語り口調。
そして合間に挟まるド寒いポエム。
最後まで何が言いたいか分からない言葉が
5000文字くらい、ベラベラと並んでいる。
文字界の露出狂爆誕である。
求められてないのに勝手にさらけ出して
「どう!!??」って
相手の反応をうかがっている。
……見るに耐えない。
新手の拷問?
あれ?
エッセイってそうゆうもんじゃないの?
書きたいことを書く。悪くないはずなのに、
なんでこんなに独りよがりな文章になってしまうのか。
他の人の記事を読んでみよう。
とりあえずスキの多いものから。
はぁ〜!!!!!!!!!!……面白い。
テーマ自体は、ありふれたものなのに
言い回し、わかりやすい構成、読みやすさ
どれもこれも洗練されている。
どうして?書いていることは一個人の意見なのに。
自分の経験談を書いてるだけなのに。
何がここまで違うのだろう。
句読点?文法?改行???
なんでこんなに、読めちゃうんだろう。
飽きさせないのだろう。
私と何がここまで違うの?
そして、気がついた事
私のぼやきは、
マジでチラシの裏のままだったこと。
他人に見てもらいたいけど、
読む技量を読み手に求めすぎている。
ここ面白ポイントね。わかるよね?
ここで私が言いたかったこと、何となく伝わるよね?
最初の方で書いたことと繋がる構成にしたんだけど、
何かおしゃれでしょ?気づくよね?
ここは、リズム良く読むと気持ちいいよ。読み方わかるよね?
なんか、私と同じ経験して、同じ思いした人いるよね?
その時のこと思い出しながら読めば、なんか共感できるよね?
ちゃんと理解してくれれば、結構いい記事だど思うよ?
文章は書いたから、あとは読み手が汲み取って、
そして私の面白さに気づいてちょうだいね。
私の文章の根本ってこんな感じだ。えっ。我ながらブン殴りたい。
対して、エッセイストの方の記事は
自分の話と、テーマの絡ませ方が自然で
なんの話をしているか、根本がブレない。
わかりやすい言葉を使っている。
ただ読んでいるだけでも、
あっ。この記事の言いたいことってこれか。と
結論にたどり着く頃には、
広がった話がきれいに着地している。
読み手にかかる負担を先読みして排除している。
読み手はカーリングの石。
スコーーーーっと滑っているだけ
エッセイストは読み手の邪魔をしないよう、
目的地までぶれないよう、
きれいに整えてくれていて
物語の最後にカーリングの石である読み手は、
スォッ。と勝手に止まっている。
エッセイスト…
すげーーーーーーーーーーーーーーー!!!
歴史的文豪達…
やべーーーーーーーーーーーーーーー!!!
ってか、書籍発売されてる方とか、
全員に足向けて寝れねーーーーー!!!!!
エッセイなら書けるっしょ🥳☆
みたいなことをほざいていた事を、
回転しながら全方位に土下座してぇーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
しかし、気づけた🥹✌️
気づけたからって、
同じ様なクオリティの文章が書ける訳はないのだが…
当面の目標はできた。
これだから書くって楽しい。
頭の整理がどんどんできてクリアになってく。
全員に良く思われるのは不可能だ。
読み手のターゲット層を絞ることは大事。
だけど
相手から察してもらう事に依存する文章を辞める。
私は、これを目指そうと思う。
今回の気づきはここまで!
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よろしくお願いします!
では、絶対またね!!!