【良書紹介】「1分で話せ」ー世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術ー
開いてくださった方、どうもありがとうございます。
このnoteは、自分が成長のために読んだ本の紹介をしています。
本書は、ビジネスコミュニケーションに対する苦手の特効薬だと思います。
・ホウレンソウの時に何を伝えたらいいのかわからない!
・プレゼンテーションが上手にできない!
こんな悩みをお持ちの(特に若手の)方に届くと嬉しいです。
結論
本書を読んで、私は以下の重要性を学びました。
「主張/根拠/実例を明確にし、客観的なイメージを添えて会話する」
これが超重要!!!
前提
後から紹介される内容に違和感のないように、前提情報を補足します。
■どんな人が書いている本なのか?
著者:伊藤 羊一 氏
ソフトバンクの孫さんがプレゼンを絶賛された方!
とてもエネルギッシュな方なんだろうなと思います。
・ヤフー株式会社 コーポレートエバンジェリスト
・Yahoo!アカデミア学長
・株式会社ウェイウェイ 代表取締役
・グロービス経営大学院 教員
■自分がどんな人物か?
note書いた人:しのざき(Twitter)
・株式会社ブイキューブ
・インサイドセールスグループマネージャー
・SalesEnablementを2018年から挑戦中
本書で伝えられていること
①ビジネスはコミュニケーションの積み重ね。
ビジネスにおいてコミュニケーションの目的は人を動かすこと。
②ビジネスコミュニケーションにおける、
「会話の組み立て方」と「人の動かし方」について解説されています。
著者曰く、「動かしてなんぼ」。
人を動かす方法とは以下だそうです。
「言い切る」×「まとめる」×「イメージして、させる」=「1分で話す」
「言い切る」とは?
ゴール(主張)を明確にし、相手の理解に依存せず
明確に「したい/すべきである」と伝える。
<注意点>
・押し付けるのではなく、相手の立場や興味に即して主張する。
・立場や環境が異なる時は予め前提を補足しておく。
「まとめる(本書の重要ポイント)」とは?
主張を構成する3段のロジカルピラミッドを組み立てること。
<イメージ>
主張
┣━ 根拠1
┃ ┗ 実例1
┣━ 根拠2
┃ ┗ 実例2
┗ ━ 根拠3
┗実例3
<ポイント>ロジカル=意味が繋がっていればOK
誰でも理解できる「超一言 」に主張をまとめる。
例)「増員(イン)サイド」
(ウケ狙いの面白くなくてもOK/何がしたいのか?を一言にする)
主張=「増員(イン)サイド」したいです!
「インサイドの人数を増やしたい。」
┃
┣━根拠①: 2020年上期、SQL数が大幅に伸びた
┃ ┗ 展示会からXXX件。前年比XXX%の成長率
┣━ 根拠②:お問い合わせの着手完了確率が減った
┃ ┗ 前年比◯◯%「着手完了率」が落ち込んでいる。
┗ ━根拠③ :広告リードの消化スピード向上
┗人員増ができれば、今まで出来なかった広告へも着手できる
<注意点>
主張を伝えることに集中し、聞き手にとって余分な情報は排除する意識。
「イメージして、させること」とは?
正しいことを言うだけでは人は動かない。
イメージが異なり、違った動きになる。
予想もしない反応が返ってくることもある。
イメージすること=2つの客観視
1:相手と自分を見る客観視
2:相手の目線で自分を見る客観視
前者は論理的に会話ができているか?を確認し、
後者は(メタ認知:相手の立場・興味から)納得・同意できるかどうか?を考える。
著者曰く「メタ認知」は"できるビジネスマンの必須スキル"だそうです。
イメージさせる=ビジュアルで理解させる。
プレゼンテーションであれば、文字情報だけでなく、
「絵・写真」を利用する。
まとめ
「簡潔に物事を伝える」とよく言われますが、
「“簡潔”がどのようなことなのか?」を著者の視点で
解説された本であると感じました。
大切なのは「主張・根拠・実例を明確にし、客観的なイメージを添えて会話することを実行していく」こと。
また、主張を受け取る際にも、相手の発言から頭の中でピラミッドを構成し理解するということにも応用できると思感じました。
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