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無に帰すとりちくてん 5/24の日記

・平日、家を出る時間と近所の小学校の登校時間が被っているようで毎朝大量の小学生とすれ違いながら最寄り駅に向かう。
トテトテと1人で歩く男の子が満面の笑みを浮かべていてとても良かった。
ハッピーを私にも分けてくれ。

・会社に向かう電車でレディオヘッドの『The  Bends』を聴く。
親の顔ほど見たジャケットだが、恥ずかしながら実際に聴いたことはなかった。
初夏を呼び寄せるような蒸し暑い空気にピッタリな抜け感が気持ち良くて、我ながらナイスチョイスと自分を讃えた。

・仕事。
忙しいような忙しくないような、そんな気持ち悪い状態がしばらく続いている。
作らなくてはいけない資料のレベルもスケジュールもぼんやりしているから、そこそこのスケジュールでそこそこのレベルを作ってお茶を濁し続けている。
その結果毎朝「アレ大丈夫だったかな」と考えながら会社に向かってしまうという悪循環。
社会人4年目、しっかり周りに相談しましょうね

と考えつつもこの日もお茶を濁し、華金の秋葉原に身を放った。

・先週からうどんブームがきており、予定のない金曜の夜は会社から多少歩いて色々なうどん屋を毎週巡ることにした。

秋葉原から飯田橋まで40分ほど歩く。
40分と書くと激フィットネスな感じがするが、かまみくを聴きながら流れる街の風景を眺めていると自然と40分経っている。

この日はオモコロの記事で紹介されていたTOKYO SUNFLOWER IIDABASHIに行った。
明るい内装の立ち食いスペースの向かいでは、元気な店員さんがうどんをザブザブと締めていて気持ちがいい。

冷ぶっかけうどん+とりちくてんセットの食券を購入し、立ちながらうどんを待つ。
40分歩いたなら座れる店にしろよとも思ったが、立ち食いのほうが気楽に入れるし、サッと食べてサッと店を出る感じが大人っぽくてむしろ立ち食いのほうが嬉しい気もする。

汗ばんだ身体に冷たいうどんが最高、サウナからの水風呂のような爽快感だった。
どデカいちくわ天と鷄天も絶品。40分のウォーキングを無に帰すほどのジューシーさだった。

一心不乱にうどんを平らげてサッと店を出る。
大人っぽいというかもうただのおじさんかもしれない。

飲食店から出た時の夜の街の匂いも好き。
テンションが上がって結局そこから15分かけて隣の市ヶ谷まで歩いて電車に乗って帰った。
数年したら会社から自宅までノンストップで歩いていそうで自分が怖い。

・微妙な忙しさとウォーキングの疲労で満身創痍、風呂に入ってから寝巻きに着替えたところでギブアップ。
たぶん21時ぐらいに布団で倒れるように寝落ちしていた。
起きたら24時過ぎ、寝るつもりじゃない姿勢で寝ていたから身体が痛い。歯を磨いて部屋を少し片付けてまた寝た。
健康のためのウォーキングが不健康を助長している気がする。

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