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塩素にまみれた息を吸う 8/3の日記

・フジロックの思い出が毒素のように身体中に溜まってしまっていて、それを粛々と抜いていく1週間だった。
noteに書き起こしたのも私にとってはその一環で、どうにか外付けディスクであるnoteに思い出を移しておかないと仕事が手につかないような感覚があって、平日に何時間もかけて書き殴った。
拙いですが、ぜひ私の外付けメモリーを読んでやってください。

・年を重ねるにつれ、自分がどんどんミーハーになっている気がして悔しい。
ダサいながらも斜に構え続けて生きてきたのが1つのアイデンティティだと思っていたが、最近は人気のドラマを観て、話題のメニューを食べて、噂の疲労回復サプリを飲んで眠りについている。

前日にYouTubeで観た業務スーパーおすすめ商品を求めて自転車で業務スーパーへ。YouTubeを観て即行動、ミーハーの鑑である。

動画で紹介されていたカレーチキンと冷凍のハッシュポテトとオムライスを買ってホクホクで帰宅。
昼食として早速オムライスとハッシュポテトを食べた。オムライスは想像を超えるぐらい美味しくてまた買おうと思った。冷凍食品感も全然なくて、値段も200円しないぐらいだったから狭い冷凍庫にストックしておこうかな。ハッシュポテトはニキビを誘発しそうな味だった。美味しかったけど。

・フジロックで美味しいごはんをたくさん食べ、帰ってきてからも余韻にズブズブで筋トレもサボっていたからさすがに腹が出てきた。
水曜日に健康診断があって朝昼抜きだったけど、病院から駅までの間にあった焼肉ライクに吸い込まれるように入り、死ぬほど米を胃に詰め込んだから朝昼抜いた意味ナシ。
せり出てきた腹を撫でつつ区民プールに行った。

端の2つのレーンだけがちゃんと泳ぐ人用レーンになっていて、他は親子連れがじゃぶじゃぶしていたりおばあちゃんがゆっくりウォーキングをしているのんびりとした雰囲気が好きで、暇な時にはよく通っている。

いつも泳ぐ人用レーンで1000m目指して淡々と平泳ぎメインで泳いでいるが、どうしても800,900mあたりで限界を迎えてしまっていた。
今回は泳ぎ方を変えて、クロール100m、平泳ぎ100m、クロール100m、、、と交互にやってみることにした。
最初のクロール25mは余裕だったが、元の場所に戻る頃にはもう呼吸がキツくなっていた。平泳ぎと比べて運動量が多すぎる。

それでも平泳ぎを挟むことでどうにか泳ぎ続けることができて、500m泳いだところで一旦休憩。肩で息をしながらシャワールームでしばらくお湯をかぶった。
休憩を終えてプールに戻る。脱衣所側からプール側に入る時に上からシャワーが降ってくるのが選手入場みたいで面白い。

前で泳ぐ人が背泳ぎをしていて、私がクロールをしてしまうと間が詰まってしまいそうだったから私も背泳ぎをしてみた。
おそらく小学生以来15年ぶりの背泳ぎは、腕が上がらなくて悲しかった。息吸い放題だから楽ちんだと思っていた背泳ぎは、腕の動きがしんどすぎて25mで断念。今もそのせいで二の腕が筋肉痛だ。老いぃ〜

その後も淡々と泳ぎ続け、気づけば5巡目の平泳ぎを終えていた。1000m達成である。
最後のほうのクロールはほぼ溺れながら泳いでいて、進むことよりも肺に酸素を入れることに精いっぱいだった。

帰りの自転車も腕の力が入らずフラフラだった。
途中で寄ったまいばすけっとでファンタグレープを買う。
店の前ですぐファンタグレープを飲んだら、泳いだ後のグッタリ感とアホみたいな甘さで小学生に戻ったような気持ちになれて嬉しかった。

脳内の引き出しが足りないので外付け脳みそとして活用しています。