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フジロックが楽しみになってきた 6/22の日記

永

・フジロックのグッズを事前通販で買おうかどうか迷い続けて結局スルーしてしまっていたので、現物を見て買うか決めようと東京駅へ向かった。

向かう電車ではひたすらにフジロック公式が出しているプレイリストを垂れ流して聴いていた。
代打ヘッドライナーTHE KILLERS、そんなに聴いてこなかったけど聴くとやはり爆裂に格好いい。
刺すような陽射しも相まって急にフジロックが楽しみになってきた。
もちろん行くのが嫌だった訳じゃないけど、自分があの空間に加わるという実感があまり湧いていなかった。本当にあそこに行けるんですね

・東京駅に行くと就活を思い出す。
茨城から直通の高速バスでよく来ていて、帰りには決まってヤエチカのアルプスというバカ安いカレー屋で「どうにでもなれ」とスーツでカレーをかき込んでいた。

なかなか普段来ることのない東京駅、せっかくならカレーではなく絶賛ハマり中のうどんを食べようと「おにやんま」という立ち食いのうどん屋へ行った。
おにやんまは都内に何店舗かあり、御茶ノ水の狭〜い店舗で食べたすだちうどんが美味しかった記憶がある。

今回はとり天ぶっかけうどんにした。520円。
アルプスのカレーと変わらないじゃん

店内が空いているのに外で待たされるという謎オペレーションはあったが、美味しかったからチャラ。
日本橋の立ち食いうどんで休日1人で腹を満たすという行為に若干の虚しさを感じながらも、大満足でミッドタウンに向かう。

・八重洲ミッドタウンは「ダセエ奴は帰んな」という威圧感のある空間だった。
装飾の少ないシンプルなフロアにハイセンスな店舗がポツポツとある感じ。

肝心のフジロックのポップアップは本当に一角の小さなエリアにグッズが並べられているだけで、スペースに対してスタッフの数が多くてあまりゆっくり見られなかった。
でもポスターと同じデザインのタオルは画像で見るよりかわいかったから、現地で買おうと決めることができた。
ここで即購入しないのが私の長所であり短所でもある。

・ミッドタウンの威圧感に追い出され、さすがにうどんを食べただけで帰るのもな、、とGoogleマップを眺める。
フェス用の帽子が欲しかったからキャンプ用品店を探すと近くにmont-bellがあったので飛び込んだ。

数年前に買った黒い帽子は去年のフェスでクタクタになってしまっており、熱を避けるために黒じゃない帽子を探していた。
他のブランドに比べるとmont-bellの帽子は値段が手頃で、スポスポと色んな色、デザインのものを試してベージュの薄手の帽子を買った。
調子に乗ってアゴ紐も一緒に買う。フジロックに行く以上、フジロックっぽいファッションしてみたいじゃないですか

思わぬ収穫にホクホクで、今度はズボンとサングラスを見てみようと下北沢に移動してユニクロとヴィレヴァンで物色した。
ユニクロでズボン2色で迷って「どっちも買っちゃえばいいか」と思ったところで我に帰る。「あんたは富豪ですか、帽子も買ってるんですよ」と自制心に語りかけられ片方のズボンを元の場所に戻した。
サングラスもイマイチしっくりくるものがなく断念。サングラスってみんなどこで買ってるんだろうか？

・家に帰り、mont-bellで買った帽子にアゴ紐を取り付け被って鏡に向かった。
ずっと欲しいと思っていたアイテムを思わぬタイミングで手に入れることができて口元が緩む。

道中でフジロックのプレイリストを3時間近く流し続けていたおかげで、気分がどんどん高まる。
フジロックがどんどん楽しみになってきた。
もうあと1ヶ月じゃん！

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