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21年間看護師したあとに目指す道

ついに、21年目にして安定した職場、看護師を辞めました。

次女が2歳の時に主任という立場にいた頃もありました。
末っ子が1歳で復帰した病棟でパワハラにあい、それでも認めてもらいたくて家庭そっちのけでがむしゃらにフルタイムで頑張り看護研究もしました。

地獄でしたね。

それでも幼い子供たちはママが大好きで、作文や日記には涙が出るほど「ママが大好き」の気持ちがたくさん書かれたものがありました。

1番心に残ってるのは、いじめにあっていた次女が小学2年生の時に書いたもので、「ママ、いのちがあぶないのに3人もうんでくれてありがとう」って。

パワハラがなんだ!私は主任という立場にいた頃もあって、人一倍患者さんやスタッフのことを考えれる人なんや!と奮い立たされていました。

しかし、色々と限界でしたね。

いたわってくれる人もおらず、子供たちに八つ当たりする日々。
長女が中学になった頃、初めて思春期の子育てを経験し、本当に限界でした。
でも、看護師という安定した給料に負け、辞めるに辞めれず、反動で下の子たちの洋服や習い事にお金を費やし浪費癖が出てしまい…。

ここから悲劇が始まりました。

1番ママ思いだった次女が小学6年生の頃、テストは白紙で作文に「生きている意味がわからない」という内容…

泣きましたね。

そして、とうとう家の中では話さなくなり笑顔が消えていきました。
あんなにいつも笑って癒してくれていた次女が…

それに一番衝撃だったのが、私の夜勤の時に夫が次女に暴言暴力を奮っていたこと。
許せませんでした。
部屋の掃除をしていたら「幸せな家庭に生まれたかった」という殴り書きをしたノートが…。

三者懇談で、学校でも人と話す事ができないことを言われ号泣しました。
長女は家の中では荒れていたけれど、外ではきちんと挨拶もできて、部活に精を出して頑張っていたので、それで良かったんだと思っていたから。

だから、次女も家の中では話せないだけで外ではちゃんとできているものだと思っていた。

このままではダメになる。
私が夜勤を辞めて家に入ればいいんだ。
でも、それはもう遅かった。
ママが大好きって言ってるあの頃こそ、必要だったんだ。

本当に後悔しかなかったし、夫を憎み、離婚したいと思っていた。
しかし、お金が無い。

看護師という仕事をしながらストレスに負け、衝動買いがやめれず気がつけば貯金が全くできないどころか毎月マイナス30万ほど…

ボーナスが入ると元に戻るけどまた差が開いてマイナス……悪循環でした。
本当に最低なママでした。
ブランドや化粧品などに興味もないのになんでこんなにお金がなくなるんだろう。

10年前からは考えられないくらいのストレスになっていました。

こんなことなら早く辞めていたら良かったのに。
子供たちも、お金も、こんなことにならずにすんだんじゃないかと…。

後悔先に立たずです。

夫は家のことをよくしてくれていて、周りからはイクメンと呼ばれていました。

仕事一筋でDIYは好きだけど家事は一切苦手な私に対し、夫は料理が得意でした。
(料理のみです。)

料理はおいしいし、感謝しています。
…が、何度キレイにしても玄関からベランダまで全てごちゃごちゃにしていくことにうんざり。

仕事して帰ってまず玄関を見て、洗面所を見て、トイレを見て、キッチンを見て…
絶望から始まります。

いくらおいしいご飯があってもこれでは…と思う自分はわがままなんだと我慢してきました。
夫も交代制勤務ですれ違いだったのが唯一の救いです。

それでも限界がきました。
流産したとき、冷たい夫に心底冷めました。
誰のせいでこんなことに…と、怒りしかなかった。

そこで決心して離婚のためになんとかしなければと。
でも、お金は貯めれませんでした。
なんて情けないんだ!自分を責める一方です。

いよいよ仕事でもコロナが流行りだし激務になり、限界がきました。

…もう無理……。

そこで、何もないけど、一旦退職しよう。
リセットしよう。


すると、子供たちに対する声掛けとか、ものすごく余裕が出てきました。

いまだに仕事で有り得ない激務におわれる悪夢を見ることもあるけれど。
あぁ…もうあの状況に戻らなくていいんだ!
という開放感は半端ないです。

これからどうするか…
看護師はもう無理だからそれ以外で私に何ができるんだろう。
色々悩む時にいつも頼るのが占い✩

元々人助けが好きで…困っている人のために何かができたてき、人の喜ぶ姿や笑顔が大好きでした。

仕事のときも、あの後あの人はどうなったんだろうとか、担当じゃなくても患者さんのことが気になり、なんとかしてあげたいという思いが強かったです。
スタッフに対しても、次に勤務する人が困らないようにするためにはと考え伝えることが大好きでした。 

手相を見てもらって色々アドバイス頂いたあと、お会計のときにふと、「あの…占い師になりませんか!あなた、向いてると思うんです!」と声をかけられました。

びっくりでした!

占いは確かに大好きで、何年かに1度は見てもらうことはあっても、まさか自分が占う側になんて考えたこともなかった!

それから色々考え…

そうか、仕事で悩んでるナースも多かったし、子育てとの両立や私みたいに旦那との関係とかも色々ある人もいるし、そんな人を占いで少しでも手助けができれば最高の仕事だよね。

お金のことを考えると、看護師しかないと思ってたけど、また同じ事の繰り返しのような気がして…

ちょうど長女が大学受験だし、その間に私も占いの勉強をして、悩んでいる方の癒しになれば!と思うようになりました。

(いや、子供の大学のお金はどうするん?まっ、銀行さんならナンボでもかしてくれるからええねん!という考えです…ダメだこりゃ。)

で、今何から勉強しようかというところです!
占い師さんに誘われたところは、占いの学校が55万円で遠方だったので断念しました。

今は情報収集に力をいれています。
そして、いつか次女が笑って話せるようになることを目標に日々頑張っていきたいです!


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