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子どもの自己肯定感を上げる無人島生活の話

今日は、息子が1週間無人島で自給自足生活をしたら自己肯定感が爆上げしていたというお話です。

こちらの記事は2021年8月19日に下書き保存のまま放置していた記事で笑2021年現在のお話となります。

2020年夏休みは 2泊3日のキャンプ
2021年春休みは 3泊6日のスキー合宿



私には小学校2年生の息子がいます。学校から持ち帰る、色々な団体のチラシを見ては「これに参加したい。あれに参加したい。」と言って、季節毎に何かのイベントに参加しています。息子は好奇心が旺盛なタイプですので、私はその特徴を捉えて彼の才能を伸ばし経験値をどの様に積み上げていくか?と言う事を考えて子育てをしているのですが、今回持ち帰ったチラシで息子が気になったものは

【1週間無人島で自給自足生活をする】

写真はSHOSAPOさんのInstagramからお借りしました

と言うものでした。
※詳細はSHOSAPOさんのHPをご覧下さい。

簡潔にお話しすると、1週間、親元を離れ無人島で自給自足の生活を通して、命の大切さや、自然の恵み、仲間とどの様にして協力していくかと言うようなことを学ぶプログラムです。

ここだけの話、私は極度の人見知りで家族といる事が一番安心安全と思っていたタイプでしたので、自分が2年生の時に一人で何泊も過ごす事なんてできませんでしたし、それを息子にやれるか?やるのか?と投げかけるのは何となく違和感があるのですが、自分=子供ではないので、親が子供を観察し、必要なモノやコトを必要な時に渡してあげられるサポートをするように努めています。

この必要なコトやモノと言うのはホロスコープ(生年月日から見るその人の特徴が書かれている図)を見ると的確に渡す事ができるなと実感しているのですが、それはまた別の機会に。

で。

息子と話し合った結果、1週間無人島で自給自足をするプログラムに参加する事になりました。

こちらのプログラムに参加する為には

・書類審査(作文)
・面接審査

に合格する必要があります。
本人のやる気の確認と言うところだと思います。

合格後は、事前準備として1冊のノートが配布され
そのノートには、出発までに自分で目標建てしたことをいつ、どの様にこなしていくのか?を記入していきます。

このワークをこなすのは1人では無理で、親のサポートがかなり必要でした。

無事に出発してからも、今年は稀に見る天候不良でずっと雨風が強くてプログラムが上手く進まずに、焚火もできないのでご飯が炊けないと言うような状況で、SHOSAPOの方達も本当に大変だったようです。

紆余曲折在りながら、子供たちが帰って来る日はやっと見えた晴れ間でした。船から降りてくる子供達、大人達の足は雨のせいで靴連れがひどくズルむけでした。

大変だった状況が目に浮かび少しウルウルしました。

解散後に息子とやっと話す事ができた時にはまだ興奮冷めやらぬ様子で、とても楽しかったと言う一言が聞けて本当に無事に帰ってきてくれて、それだけで感謝です。

帰ってきてからの息子の様子は、自信に満ち溢れていました。
「あんな大変な状況を僕は乗り切ったんだ」
そんな事も口にしていましたし、一番変わったのは妹への態度でした。
いつも同じ土俵で相撲を取っているような状態だったのですが、一段高い土俵に上がった感覚があったのでしょう。

めちゃくちゃ優しくなっていて本当にびっくりしました。

自信を手に入れると心の容量が一回り大きくなるのですね。

このプログラムは無人島での生活が終わってから3か月間月に1回のコーチングがあります。
このコーチングでは、無人島での経験を活かして実生活でどの様に役立てていくか?の様な内容で、3か月間の目標を決めていきます。
息子の目標は学校のテストでケアレスミスをしないと言う事。

因みに、息子はものすごくおしい!と言う回答をするので、98点とか、あと一歩!と言う点数が多いのです。

が、コーチング後にはケアレスミスがほとんどなくなり、100点ばかり取って帰ってくるようになりました。

100点が良いと言っているのではなく、自分で決めたケアレスミスをしないと言う目標を達成する為に、自分はどうするかを考え、行動に移していると言う事が素晴らしいなと思います。

このプログラムに参加したことで、目標に対してコミットできる様になり、息子自身も目標達成した時の爽快な感覚を覚えてくれた様子です。

良き経験になりました。
SHOSAPOの皆様、ありがとうございました。

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