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東京都知事選挙を振り返って

 2020年7月5日に投票が行われた東京都知事選挙。
 私が個人的に注目した2名の候補者について簡単に紹介したい。そして、その後におまけとして選挙関連の動画を紹介したい。

 最初は動画に過激な表現や言葉が含まれているので、この内容で記事を公開して良いのか迷っていた。1週間くらい考えてしまった。だが、実際に候補者として立候補しテレビに登場し、公共の場でも活動しているので公開することにした。既に都民には周知の事実だし、ネットでも本人たちは動画をアップしているし、自分の考えを整理する事にもなると思った。
 
 さて、今回の都知事選挙の選挙公報の内容を読んだ時、自分が注目した候補者が数名いた。その中でも2名について紹介したい。特に1名についてはその内容がぶっ飛んでいた。そして政見放送も。

①トランスヒューマニスト党 後藤輝樹

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 最初にこの選挙公報を見たとき、やばい奴がいる!と思った。内容が最先端科学+スピリチュアル系で、半分ふざけているのだろうと思った。だが、自分でネットで調べてみると、まじめな人だと分かった。
 ちなみに、選挙公報の中で「レイキ医療合法化」が謳われているが、レイキとは戦前までは日本で広まっていたヒーリング療法で、自然の中に流れる気を体内に取り入れて体調を改善する仕組みになっている。戦後にGHQによって科学的ではない、いかがわしいと排除されてしまったが、皮肉なことに海外で発展し、特にハワイやアメリカで発展した後に日本に逆輸入される形で現在は広まっている。宗教とは関係ない。簡単にいえば、怪我をした時に思わず手を傷口に当てたり、母親が小さな子供に優しく手を当てて愛情を示すことがあるが、それと似たようなことだ。気功とも違う。本来、日本人が持っている「気」のイメージにとても馴染んでいる。

↑ NHK版 政権放送(後藤輝樹さんのチャンネルより) ↑ 
 ( ↑ 表示されている画面が変でも、クリックすれば見れます)
 道化を演じているとはいえ、内容がかなりヤバい(笑)。この動画だけでは政策などについてはよく分からない。計算して演じていると思うのですが、そうでないとしたらただの狂っている人ですね(笑)。

↑ 自分の事について語る(後藤輝樹さんのチャンネルより) ↑

↑ 【これからは変人の時代】と【日本人漫画家は宇宙人説】の話 ↑

 最初に政見放送を見た時は、これをNHKの政見放送でよく放送したなぁーと驚いた。しかもカットなしで。しかし、彼はこれについては道化として演じたのだと述べているし、人には表現の自由がある。それに人柄もいたって真面目そうだ。心は純粋そうにみえる。自身で述べているように、0か100かのどちらかのモードでしか生きられないという生き苦しさを抱えており、人付き合いで難しい一面もあるようだ。
 私はこの人から感じる印象の一つに織田信長がある。彼は信長の要素の一部を持っている気がする。織田信長は若い頃は、うつけと呼ばれていた。武田信玄も若い頃は同様に、周りからうつけと呼ばれるほど酒や和歌などの遊びに浸っていた時期があった。しかし、信玄のそれは常識の範囲で考えられる遊び漬けだったと想像するのだが、私の想像では信長はまさに奇人、変人とも取れる行動を取っていたのではないか?と思っている。それは他国を油断させるために道化を演じていたのではないだろうか(本当にそのような性格だった可能性もあるが)。
 選挙公報の全ての内容に賛成ではないが、個人的には今後も政治の道に進んでもらいたいと思っている。これからの時代はこういう人も必要な気がする。最後の動画の漫画の話にも共感できる。ただし、実際に政治を行う政治家に人々が求めるのは、喫緊の課題に対する対応と、自分たちの生活が守られるのかという2点が大きいだろう。
 すぐには無理かもしれないが、いつか政治家になってもらいたいですね。今後も政治家の道を模索する活動を続けて欲しいです。


②スーパークレイジー君 西本誠

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「現職か、俺か。」=「百合子か、俺か。」を掲げ出馬。

 この方もぶっ飛んでますが、心のピュアさが伝わってくる。彼の今回の選挙出馬の目的は、若者に選挙に興味を持ってもらうこと。今回はその目的は達成されたようですね。今回の立候補は最初は売名行為だったそうですが、そのうちに本気で都知事になりたいと思ったようです。女癖や過去の逮捕歴などいろいろと危ない面もありますが、この人にもいつか政治家になってもらいたいですね。本気度はこれからの姿勢で試される気がします。
 さきほどの候補者もそうですが、この方達の場合は、いかに周りが支えられるか、人間性を支持するかにかかっていると思いますね。当選しても周りで一緒に働く人たちに支える気がないのなら、政治の運営は難しいかもしれませんね。



③ おまけの動画

↑ 社会の闇が分かる動画(立花孝志さんのチャンネル) ↑
 大企業の抱える闇というのは、昭和から平成、令和と続いているのだろうか。世の中はきれいごとだけでは生きていけないと分かってはいるが、程度というものがあるだろう。動画では1つの企業が大企業の象徴として登場しているが、こうして水面に浮上してきた企業は問題が改善されていくことを願う。問題なのはいまだに水面下に沈んでおり闇を抱えている企業なのかもしれない。
 そして「闇」で思い出したのだが、以前、テレビのニュース番組「新・情報7days」でたけしが、「今は歌舞伎町のヤクザが町から締め出された代わりに、アジアのギャングやマフィア達が入り込んで困っているらしい」と発言していた。これを聞いて、私は凶悪犯罪がますます増加するのではないかと危惧している。中国人をはじめとする外国人の犯罪組織は金のためなら平気で凶悪犯罪を実行するからだ。そして実行犯は海外に逃走するため足取りがつかめず、遺族は浮かばれない。普段は覚醒剤取引や盗品売買、詐欺行為で稼ぎ、震災などの災害が起これば海外からも現地に乗り込んで店舗の金品などの窃盗や犯罪を行う。北朝鮮や中国への密輸も行っている。一部のマフィアは中国政府や中国共産党からの支援を受けているという。また、これら一部の行為には日本の暴力団も絡んでいるらしく、たちが悪くなっている。
詳しくは下記の本が参考になるだろう


↑ 社会の仕組みが分かる動画(立花孝志さんのチャンネル) ↑
 NHKとテレビが、電通(韓国寄り)に乗っ取られていた件。社会の仕組みの1つの事例として勉強になります。
 金儲けを目的にしていなかったNHKが拝金主義と噂される電通のトップ(韓国寄り)に乗っ取られてしまっているという。韓国がテレビの力を使って日本国民を洗脳し、日本人同士で対立させて日本を骨抜きにしようとしているという陰謀説は聞いたことがあります。テレビもNHKも韓国に洗脳されているのか?
 本当だとしたら許せない事ですね。私は海外の文化が日本に入って来ることは歓迎ですが、そこに日本の精神や文化を破壊して代わりに海外の文化を広め、歴史問題で日本人が自らを貶めるように誘導し、国を弱体化させようとする意図があるならば、その行為は万死に値すると思います。それは韓国だけでなくアメリカなども同様ですね。だが、当然ながら私は上記に該当、関連する会社で一生懸命に働いている社員や相手国の国民は非難しない。全てはトップの経営方針なのだ。そこに問題がある。
 そして、この動画の内容とは関係ありませんが、野次などを飛ばして選挙妨害すると、即刻逮捕されてしまうのですね。N国党の他の動画を見ていると逮捕シーンが多い。これは、選挙中に立候補者に認められている権利とは何かを知るのに良い機会となった。逮捕されている人もかわいそうな気がするので、選挙前には事前にテレビで選挙妨害しないように周知させるのが良いと思った。そして、逆によくこんな性格の人が当選したなと思わされる政治家もいる。いったい、どうしたらこういう人格が形成されるのかと。

↑ 韓国KBSからの取材 桜井誠チャンネル ↑
 外交問題として避けて通れない日韓の問題。日本のメディアでは放送されない内容。海外からは毎月のように桜井氏のもとへ取材陣が訪れるという。
 私はただ暴言を吐くことしかできない人は嫌いだが、論理的に批判をできる人は好きだ。特に外国に対して批判や意見を述べる時は必要なことだと思う。個人的には過激な発言は好きではないが、今の日本では誰かが言わざるを得ないのかもしれない。
 外国に対して相手の論理的矛盾点を正しく指摘して、こちらの意見が正しいと主張することは必要な能力だ。概して日本人は論理的に話して相手を正しく批判する事が苦手だと思う。それは日本人の傷つきやすい性格も原因だと思うのだが、一部の日本人は批判するというのは感情的になって相手の人格まで批判することだと勘違いしている。それはただの喧嘩と罵りあいだ。海外に比較して学生時代などにディベートもほとんど経験しないので、無理もないかもしれない。私もディベートの経験はなく、正しく外国人と議論、批判を言い合えるか全く自信はない。
 資料を揃えて証拠を集め、相手の人格を否定せず正しく相手と議論することは共に分かり合うことにもつながるのだ。なかにはいくら話し合っても分かり合えない相手もいるが。
 最後に念のため言うと、特定の人を支持しているからこの動画を貼った訳ではない。私が上記で述べている「批判」というのは日本と外国との間で正しく主張し合うことを意味している。相手国の一般人を批判したり文化を批判する事ではない。あくまで外交上での「批判」だ。国の外交上で対立していても、国民同士が仲が良かったり相手の文化が好き、貿易が盛んな状態はあるだろう。これらの動画はひとつの参考例として貼っているのだ。
 

↑ 桜井誠 vs 立花孝志 ↑
 動画の中で立花さんも言っておりますが、大人になっても知らない事は多い。人生死ぬまで勉強だというのは本当だと思う。特に自分が気になったり知りたいと思ったことは、自分で調べて勉強をするしかない。
 そしてひとつ言えることは、自分は日本人としての誇りは失わないぞということだ。

↑ 報道pressさんのチャンネル ↑
 いったい私達日本人は日本の戦争の歴史について何を知っているというのだろう?日本のために戦った方々の何を知っているというのだろう。かつて何かの報道で北朝鮮が日本に対して、「なぜ日本はアメリカを通してではなく直接、我が国に対して発言してこないのか?」と言っていると聞いたことがある。察するに、北朝鮮は心の底では第二次世界大戦中の日本を尊敬していたのではないだろうか(私の勝手な推測だが)。アジア地域から欧米列強を追い出すために戦った日本を。私達は自分達の日本について外国の人達よりも何も分かっていないのではないだろうか。日本について何も分かっていないのは、実は私達日本人自身なのではないだろうか。学生時代に教わる知識は広く浅くごく一部だけだ。本当の勉強は社会人になってからスタートするのだ。そして、スピリチュアル的にも、正しい日本の歴史を知らずして日本や日本人を癒すことなどできるだろうか。

④ まとめ

 今回の都知事選挙では注目した候補者が何人もいた。正直、今までの選挙ではあまり投票に関心がなかった。投票自体はほとんど毎回行っていたし、ある程度は候補者について公約を読んだりしていた。でもそれは、まれに興味のある候補者がいても、それ以外の候補者についてはパッと読む程度だった。都議選などの興味のない選挙では投票しないこともあった。
 今回の選挙では自分としては投票に関心の向く候補者達の顔ぶれであったと思う。ウイルス感染を意識してか、投票率自体はそれほど高くなかったが、今回はネットで興味のある候補者を検索した人が増えたと思う。ある意味、選挙への関心を高めるという意味では成功したと思う。
 結果は、予期されていたとおり現職の小池さんの継続であった。個人的には今回はこの結果でも仕方ないよなぁと思っている。今回もどうせ他の人に投票しても当選はしないだろうと思っていた。ただ、少なくとも2~3人の候補者と接戦になって欲しかった。ちなみに私が興味を持っている政党はここに載せた人達の党とは別だし、また私が投票した人はその政党とは関係がない。
 今回、テレビ等のマスメディアで取り上げられた人達は有力候補の5~6人であった。全国的にはまだまだテレビの影響力は大きく、テレビに登場しないと年齢が上の層には認知してもらうことが難しい。現役世代でも普通に働いていて毎日忙しい大人は候補者について調べる時間も少ないかもしれない。テレビで報道されないと、そもそも知ってもらうことが難しい。この点についてマスメディアの報道の仕方はどうなのか?と思う一方で、過激な表現や言動をテレビで扱うのも難しいだろうな、と理解もしている。
 そこで今後さらに注目されるのがネットでの選挙活動だ。選挙公報やポスターで候補者について興味を持てば、ネットで検索できる。以前から注目されていたが、今後ますます広がるだろう。テレビでは報道されないが、この人は公共の場で何を主張し何を人々に訴えているのか、当選したら都や地方もしくは国で何をしたいのか?今回の出馬の理由は何か?その人の人間性や魅力は何かをネットの方が見つけやすい。
 正直、人々が投票で考える基準は、その候補者が①自分の生活の安定に結びつくかどうかだろう。そして②インフラだ。さらに③喫緊の課題。
 ①自分の生活の安定というのは、文字通り今の生活が維持されるのか、普通に食事して仕事をして健康に生活を送ることができるのか?という現状維持の考え方だ。会社で働く人や商店や農業などの自営業の人など、人によって求めるスタイルが異なってくる。自分が求めていない特殊な変化が発生することは避けたい、面倒なことや自分が損をする事は嫌だという、誰もが持っている普通の考え方。決して悪い考え方ではない。
 ②インフラについては、今までは地方の需要が高かった。道路や水道の新設やメンテナンス、鉄道、都市化への期待。そして災害対策。しかし、今後は都市でもこの需要は高まるだろう。近年の大雨による災害や将来発生すると思われる地震や富士山噴火のリスク。電気や水道が止まり火も使えず食料も届かないとなれば命は危うい。
 ③喫緊の課題は②も含まれるが、それ以外はウイルス対策やオリンピック問題。個人的にはオリンピックは中止したほうが良いと思っている。もしくは4年後に延期する。今のウイルスに怯えている世の中で選手のモチベーションは上がっているのだろうか、充分に練習できているのだろうか。たとえ、日本が出来ても世界の選手たちのメンタルや練習状況はどうなのだろうか。中途半端な結果しか出ない大会ならやめたほうが良いのではないだろうか。もし来年に開催するなら今までの価値観を捨てて、それこそホリエモン新党が掲げているオンラインでの大会にするなど、思い切った考え方に切り替える必要があるかもしれない。
 オリンピックに関しては自分は全くワクワクしない。何故だろう。そもそもウイルス感染拡大前からそうだった。当初、ザハ・ハディド氏がデザインした新しくて斬新な新国立競技場の作品を見た時はワクワクしたが、違うデザインになったことでシラケてしまった。そもそもそこでオリンピックへのワクワク感は終わっていたのだ。新しい時代を体験するのだという期待感が既に消えてしまっていたのだと気づいた。そこで金を節約するなら、いっそ開催しないほうがいいだろう。そんなケチな大会は見たくない。会場の件も含めて、オリンピック全体に対する躍動感が伝わってこないのだ。経済対策というのであれば、その建設自体も大きな雇用を生んで経済対策につながったと思う。これは様々な考え方があるだろうから、国内でも意見が分かれるところだろうな。しかし、自分にとっては大きく失望した一件であった。
 逆に、それでも来年にオリンピックを日本で開催して成功させたら、それはそれですごい事だと評価はする。ただ、やっぱり大会の規模は小さくなってしまうのだろうな。

 しかし今回、上記の①~③の他にも候補者を選ぶ際に大事なことがあるとあらためて気づいた。それは候補者が主張する内容が自分の心の琴線に触れるかどうかだ。いや、そんな事を基準として考えなくても、自然に自分にとって興味のある候補者というのは、自分が抱いている考え、自分の心の中に隠れていた思いを反映した内容を発言している。そうでなければ惹きつけられないだろう。そして、その人から伝わってくる人間性。
 それでも、こういった事だけでは候補者を決定するのが難しいかもしれないが、決定的に惹きつけられるのは、その人の信条が自分の抱いている、抱くことになる信条と限りなく近い時、あるいは一致する時。
 有権者が優先する内容は、その時その時で流動的である。例えば、今は外国に対する政策に強い興味を持っていても、自分は犬や猫と過ごす時間を大事にしたいのだと気づき、生活の中で重視する内容が変わるかもしれない。しかし、立候補者の信条に心打たれる時は、以降もその立候補者への支持が揺るがない事が多いだろう。
 それでも私はそれだけでは投票できない。やはり、今まで述べてきた事の他にも、いろいろと考えて迷ってしまう。だが、最後には決めなくてはならない。

 今後の選挙で選ばれる人の傾向として、裏表のない人が一つの基準になるかもしれない。当選してから問題をおこして失脚する人は多い。それは裏社会とのつながりだったり、批判を浴びる発言だったり、男女の性的な問題だったり。それだったら、立候補の時から全てをさらけ出したほうが良い。批判を浴びるかもしれないが、それなりに自分の考えがあるのであれば、覚悟して発言して選挙活動をしたほうが分かりやすい。それで当選しなくともすっきりするではないか。選挙にかかったお金だって無駄にはならなかったはずだ。
 これは難しいかもしれないが、スーパークレイジー君みたいに女と遊ぶのが好きなのであれば、事前にそう言えばいいではないか。将来それで問題になるかもしれませんと。しかし実際にはそんな事を言う人はいないか。それに男はほとんど女好きだから、あえて言う必要もないか。しかし、女性問題で失脚するということについては、内容にもよるが現代の男女が抱えている性の問題が潜んでいる。性についての考え方、まじり合い方、男性性と女性性の歪み。ここに日本での生殖行為の知識以外の性教育の欠如、レベルの低さが影響してしまっている。私も含めて。男女問題を極度に批判する側にも自分は性的に満たされていない、自分は不倫をがまんしているのにずるい、という一面も潜んでいる気がする。いや、中には本当に倫理的な風俗の問題としてのみ批判している人も多くいると思うが、結婚してからも好きな人がいればつき合いたいと思うこと、相思相愛になれば性的な快感を得たいという衝動自体は自然なことだろう。では、それとどう向き合っていけばいいのか。この事について考えている候補者は数少ないだろう。とても難しい問題だから、不倫をしないのであれば、みんなどうしようもなくて性エネルギーを酒やギャンブルで誤魔化しているのかもしれない。一方的な私の考えだが、性についてはタブー視するのではなく、今後も考えていく必要のある重要なテーマだと思う。

 今回登場した奇抜な人達も、果たして今後も政治家を目指すのかどうか確証はない。本当に売名行為だけで終わってしまうかもしれない。違う分野に方向転換するかもしれない。そういう不安な要素も大いにある。
 だが結果的に間違ってしまっても良い。最後に誰に投票するか自分で決めることが重要なのだ。
 さらに、今後の人々の投票基準として、自分の心に素直に従う傾向になっていくと思う。人と違っても良い、それでも私は波長の合うこの人を選ぶと。それは立候補者が掲げる政策や公約よりも優先順位が高くなるかもしれない。それによる国民の分断を懸念する人もいると思うが、もう人々は自分の心を裏切ることができなくなる。自分の心に素直に従うという快感を得たくなっているのだ。それは本人にとっては健康的なことだ。人々の分断ということ以上に心の健康というメリットを得ているのかもしれない。ひょっとすると、世界的な分断の傾向は、人々が心に鬱積した思いを解放し、素直に生き始めた生物としての良い傾向なのかもしれない。後はそのことによって戦争にならないように気をつけることだ。

 成人した日本国民全員に平等に与えられている選挙権。誰に投票するか考えて自分で投票した、最後は自分で考えて決断したという行為が自分自身にとって尊い経験になるのだと思う。その毎回の積み重ねが今後の自分の生き方に自信を与えてくれるのだ。
 そして知りたいことは自分で情報を集め勉強するしかない。繰り返しになるが、学校を卒業してからが本当の勉強のスタートなのだ。
 
 



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