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ベビー・ムーン?メキシコへ

アメリカで感じる、子育てのしやすさ。
義父母の助けをいつでも借りることができること。
そして、夫婦の時間と家族の時間をそれぞれしっかり取ることを推奨される。

親になってしまうとどうしても戦友感が増すけれど、たまには私たちも息抜きをしたいところ。

日本にいると子連れでレストランに行くとどこか肩身が狭く感じるし、お酒も飲むようなところに連れていくなんて、悪い親のレッテルを貼られにいくようなもの。私が気にしすぎているだけだろうか?
アメリカは、よっぽど高級なレストランでなければそんなことはなく、特にだんなの実家があるミシガンのグランド・ラピッズは、The 中西部。子供が4人いる家族なんてザラにいるし、子育てに関して社会の理解があるように感じる。

それでも、もうすぐ「2歳×アフリカ育ち×エネルギーの塊」のたろうを連れてのレストランは、想像しただけで億劫になってしまう。
そんな時、「今日ディナーに行きたいんだけれど」と言えば、二つ返事で預かってくれる義父母の存在は大きい。


というわけで、ミシガンに帰るとやりたい放題の私たち。
だんなからの「せっかくだから旅行しようよ」発動。義父母にたろうを預かってもらえるか聞いてみると、やはり二つ返事でOKとのこと。友人が住むメキシコ・シティに行くことに!飛行機に乗っても大丈夫そうかなと感じる妊娠34週目にして、3泊4日旅行してきました。
(※今回使用したデルタ航空は妊婦の搭乗制限なしのため、自己判断で空の上で生まれないことを祈りつつ…。)
子供がいないのであれば、体力がある限りどんなスケジュールの航空券だっていいわけで、最大限楽しめるよう、木曜日早朝便で昼着、日曜日の昼便で帰り月曜の深夜着を購入。というわけで、たろうは水曜の夜から、月曜の朝まで、義父母宅に5泊!
たろう一人でのお泊まりは初めてなのに、いきなりハードル高いな。ということに気づいたのはもちろん航空券購入後(笑)。


行ってきました、メキシコ・シティ!
そして、ミシェラン・スター・レストランデビュー!

元々旅行好きが共通項の私たち。
真剣に付き合うことになった決め手は、知り合って3週間でのトロント旅行だったし、結婚の決め手もガテマラ旅行。
一緒に旅行ができるだけでなくて、楽しめる相手というのは、本当に価値観が合っている証拠、だと思っている。

旅行をする時に重視することも人それぞれ。
私たちは、美味しいものを食べ、歴史を学び、自然を楽しむことが好き。
逆に私は、絵画など、芸術的なものは正直なところあまりよくわからない。

いつもの事前準備役割分担は、私→航空券、だんな→宿、そのほか適当に行きたいところがあればリストにしておく、くらい。用意は最低限で、街についてから行き当たりばったりで旅行をすることが多い。ぎちぎちに日程表を組んで旅行することはない。だってせっかくの休暇なのだから余白を楽しみたい。10代、20代の頃とはだいぶ旅のスタイルが変わってきたような気がする。

今回は友人を訪ねることが第一目的だったので、事前の準備はレストランの予約のみ。
コロナ下にはまったChef's Tableから、Pujolというレストランを予約し、美食を堪能。さすが、ミシェラン。Google reviewではボロボロに書かれていたけれど、高いお金を払って食べる洗練されたコース料理。五感全てを使った素敵な体験に。一緒に行ってくれた友人夫婦にも感謝。

そのほか、1日目はメキシコ市内を観光。2日目は郊外のソチミルコ(Xochimilco)で、ボートを貸切り、グデグデに酔っ払って楽しい思いをした後は、タコス食べ比べ。3軒はしごし、最後の〆はチュロス。夜な夜な歩き回れるのも、子無し旅行の特権。
本当に楽しい旅になりました。


ちなみに、たろう初めての一人お泊まりは、泣きもせず、マミー+ダディーの要求もなかったそう。こちらもぐらんぱ、ぐらんまと楽しい時間が過ごせたようでなによりでした。



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