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世界一周?育休チャレンジ2/N

三度目の正直で、カーボベルデからの脱出が成功し、短いながらもリズボン滞在を満喫。
さぁ、いよいよミシガンに….と起きたらおったまげ。

リズボンからモントリオールの便が遅延。

飛行機が予定通り飛ばないなんて、それだけでは我々もう驚きません。
なんなら、エアカナダから、遅延していますよ〜なんてメールがくるもんだから、むしろ教えてくれてありがとうございますね。みたいな。

しかし、困ったのはここから。初めの飛行機が遅れたことで予定していたモントリオールでの乗り換えが不可能となり、ご親切に新しい便に振り替えてくれたようで、そのチケットを確認すると….。

だんな:リズボン→トロント、トロント→デトロイト
私:リズボン→モントリオール、モントリオール→デトロイト

となんと、別々の便に振り替えられているではないか!しかも、待ち時間が異常に長い。

今回私とたろうはこのまま日本に行く予定であったため、バラバラに航空券を購入。また、我々国際結婚なので、夫婦別姓。そりゃ、自動的に機械がやったらそうなりますよね。

というわけで、またいつものごとく電話をするのだが、全く繋がる気配はなく。

はい。シャワーだけ浴びてチェックアウト。空港のカウンターに走りましょう。
こういう時は、本物の人間と話すことが一番良いだろうと判断。

カウンターに行くと、一生懸命対応してくれて、どうにか同じ便に搭乗できることに。席はバラバラだけど、ごめんね〜とのこと。

うん、隣だとだいぶありがたいんですけれど、多くは望めず。

もちろんポジティブなだんな、「同じ便になれたからよかったね〜。きっと、飛行機に乗ってから隣の人に頼んだら席かわってくれるよ〜」とのこと。

確かに、ギャーギャー泣きの赤ちゃんの隣に座りたい人はなかなかいないから、これは割と高確率でかわってもらえる。離陸してしまえば、トイレに行きがてら手伝いにもきてもらえるしね。


ということで、なんとか、リズボンからも脱出。モントリオールに飛ぶことができました。
ただ、モントリオールでは乗り換え時間が2時間だったはずが、10時間になってしまい、私はさすがに心的にも疲れてきている。

と、そんな時、空港到着してすぐ、だんながそわそわしている。
「これ、どうせ後続便も遅延していると思うんだよね…」
な、なに????

騙されたと思って、空港にある発着便の一覧モニターを確認すると、まじだ。遅れている。

「走ってカウンター行けば、乗れるんじゃないかなあ〜」

は、走るんですか????
8kgと手荷物あるんですけれど…。



ええ。間に合いました。

ということで、元々の時間よりもすごく遅れるよ〜と伝えていた義父に電話して、「予定時刻プラス2時間くらいかなあ」と伝え、お迎えよろしくね〜と託けたところで、すぐに離陸。

無事にデトロイトに着くことができました。
運が良いのだか、悪いのだか。

つかまり立ちや、ハイハイがしたくて、動きたくて仕方がないたろうも、長距離移動よく頑張りました。わめかないで飛行機に乗ってくれるだけで親孝行。よくできた子です。



おかげさまで、義理の両親宅に6週間滞在。ミシガンの夏を満喫することができました。
たろうは、アメリカ方式で4ヶ月で離乳食をスタートしていたので、ブルーベリーも自分で食べられました。湖は水がしょっぱくないので、遊び放題。


6週間〜!???と最初こそ思ったものの、じじばばがしっかり面倒を見てくれたので、久しぶりに夫婦でご飯を食べに行ったり、お酒を飲みに行ったりすることもできて、ありがたいのなんの。
それからだんなは「育休中」なので、私は10時までしっかり寝かせてもらい、ほんとうにありがたいのなんの。

あっという間に時間は過ぎてしまいました。

さ、次はたろうと2人での初めての旅行。いざ、日本へ!(続く)


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