見出し画像

キャリア|就職か進学か悩む学生さんにワンポイントアドバイス

暑い季節ってなんでこんなに
刺激物を欲してしまうんだろう。
お出かけ帰りにドリトスを購入し
パクパクしています。

もう6月ですね。
大手企業は内定だしをし、
大手落ちした学生さんは
2クール目の就職活動に突入、
22卒の学生さんはインターンの
エントリーがスタートする時期。

教育実習も本来5~6月が多く、
公務員試験を受ける子たちは
試験までラストスパートな時期。

卒業後の進路に向けて、
それぞれが選択した道を開くため、
6月って学生さんにとって
忙しい時期ですよね。
テストも迫ってるしね。。
論文の中間発表も迫ってるしね。

カウンセリングをしていると、
時々就職がうまくいかなくて、
大学院への進学を考え始める
学生さんがいます。
もしくは、まだ社会に出ることが
不安でもう少し勉強してから、っと
考える方もいらっしゃるかもしれません。

とりわけ日本人よりも、
外国人留学生のほうが
大学院を出ていたほうが本国では
有利に働く、という国もあるため、
進学を目指す方がいらっしゃいます。

企業の採用基準や求めている学生像
からみると、大半の企業は
院を出たからと言って有利に働く、
という傾向はあまり見られません。

院卒で有利なのは、
・理系の専門分野か
・国家資格など院卒が資格取得の条件
となっている職種
かなと思います。
それ以外の文系においては、
『早く現場経験を積んで育てたい』
という企業の期待が新卒にはあるため、
お給料には多少差が出ていますが、
院を出たからといって選考や配属先が
有利に働くかというとあまり大卒との
差がないように思われます。

むしろ、院を卒業してからだと
同じ歳で大卒の子たちと2年ブランクが
あるため、企業によっては
・なぜ進学したのか
・その専門分野で就職しないのか
という質問も飛んできたりして、
専攻分野と違った業種や職種を受けたときに
苦しい思いをしてしまう学生さんもいます。
もちろん専攻分野に関連する業界や
職種があればいいのですが、
関連する業界や職種が限られてきて
しまったりするケースがあります。

そこで大事になるのは、
・何の目的で進学したいのか
・専攻する分野での就職できる確率は
どのくらいあるのか、どんな就職口が
あるのか
・勉強した先の就職先は、進学したほうが
有利なのか、それとも現場経験を積んでから
のほうが逆に付加価値が出てよくなるのか
・教授の推薦はどれくらいもらえそうなのか
・先輩たちの就職先はどんなところが多いのか
を進学を決める前に事前確認をしてから
決定したほうが良いです。

進学した数年後、
どうなっているかは現時点では
分からないこともあります。
気持ちや考えが変わることだって
もちろんあります。

留学でもそうですが、
ただ留学をしたい、語学を学びたい、
というだけではなく、
それは何かを達成するためのツールと
なるものなので、
そのツールを得た先に何をしたいのか、
ということを計画してから進んだほうが
就職面接の場で自分というストーリーを
説明する際、筋が通ってきます。

『手段(語学)など』と『目的(なりたいもの)』

これをできることなら先に明確に
した上で進路選択をしていくと
いざ就職活動で面接となった際に、
動じずアピールしていくことが
できるでしょう。

もちろん、専攻分野とは違う業界や職種へ
内定までフォローさせて頂いた事例は
あります!
それができた学生さんたちは、
就職活動において、勉強してきたことが
ほかの分野でも活かしていける、と
違う角度から類似させ説明を加えて
相手に納得させていく言い回しや
考え方の柔軟性を持ち合わせていました。
その言い回しがなかなか思いつかない、
といった方は、ぜひ!
キャリアアドバイザーに相談してみてください。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?