初読みは娘の本棚より「しょせん他人事ですから」
いかがお過ごしですか、長谷川ちゃみです。
私が今年最初に読んだ本は、小6の娘がお年玉としていただいた図書カードで買ったこちらの漫画です。
しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~ 1
原作 左藤真通 作画 富士屋 カツヒト 監修 清水陽平
しょせん他人事ですから・・・なかなか刺激的なタイトルです。小6にもなると、このような社会派コミックにも興味を持つものかと、娘の成長を垣間見て妙に感心してしまいました。
物語の主人公は、ネット案件に強い弁護士の保田。1巻では、ネット上で誹謗中傷された主婦ブロガーの代理人として、誹謗中傷した加害者を特定し、謝罪を求め、慰謝料を請求すべく戦います
この物語で、加害者は、面と向かってはとても言わないような嫌なことを、匿名でネット上に発信しています。
匿名だから、まさか自分が発信者であることがバレることはないだろうと思っていたのかもしれません。
ネット上での発言も実社会と同様に注意しなければならないと、改めて強く思いました。
保田弁護士は、相談者の困りごとに感情移入せず、あくまでも他人事として捉えることで、冷静さを保ちながら着実にミッションをこなしていきます。弁護士の仕事を垣間見ることができる点でも、興味深かったです。
娘の本というフィルターを外しても面白く、続きも読みたいと思っています。
それでは、また。
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