CBDってご存知ですか
【CBD】…カンナビジオール。麻の中に含まれるポリフェノールの一種。消炎作用や不安な気持ちを改善、不眠解消、脂質代謝を上げるなど、非常に多くの研究結果が出ている今注目の植物性化合物。平たくいうと『医療大麻』の一種。ただし、CBDは精神作用がないので、いわゆる『ハイ』の状態にはならず、日本でも合法の成分。アメリカではグリーンラッシュと呼ばれるほどの市場規模になっており、スーパーなどでもCBD製品が売られている州がある。
前回投稿では『周りに流されず、自分が自然体でいられるように』という方向性でnoteを始めたということを書いたのですが、2回目の書き出しとしてはけっこう唐突ですね。ですが自分の中ではきちんと筋があります。
今私はCBDについて勉強しているところで、インプットとアウトプットはセットと思いnoteに書いてみております。なぜCBDに興味を持ったかというと、ざっくりいうと私は自死について非常に強い関心があるからです。(私は『自殺』とは言いたくないので『自死』と書きます。)
CBDは深いリラックス作用があり、自死問題について一筋の光明ではないかと思っているのです。
私自身、希死念慮に長年悩まされていましたが、うつ状態というわけではありません。その時の自分のストレス状態によって体調が変わるため、勇気を出して心療内科を受診しても、『その程度で』と、なんだか馬鹿にされている気持ちになっていました。(※被害妄想)
また、数年前私の兄弟の一人は、若くして自死を選択しました。この出来事についてトラウマという時期は過ぎましたが、やはり無視して生きることはできません。兄弟が最期になにを思ったのか定かではありませんが、29歳という年齢だったので、おそらく無念さも少しはあったのではないかと思います。
日本の自死人数の推移は、平成15~16年あたりがピークで年間4万人を越え、平成22年頃から徐々に減り続け、令和元年は20169人だったそうです。
(参考:警視庁webサイト/https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/jisatsu.html)
全体としては減っているのですが、年齢別で見ると10~19歳の若年層は増えていて、平成22年:551人→令和元年:659人という推移になっています。私はこの点が非常に気になります。
元気な人、ストレス解消がうまくできている人が、ノリで死を選ぶことはほとんどないと思います。
なにかに思い悩み、解消ができず、うつ状態になってしまい、人生を終わらせるという選択をする人が多かったのだと思います。
今のところ、CBDが確実にうつを防ぐ!(病気を治す)、自死を減らす!という確約があるわけではありませんが、うつは決して『こころという宇宙みたいな謎の次元』で起こっているわけではなく、脳の中で実際に変化が起こって正常に働かなくなる、というメカニズムは分かってきています。セロトニンなど、人体にもともと備わっている物質が減ってしまうとうつが発症・悪化し、増やすと改善する、ということもわかってきています。
CBDが、もともと人間の体の中に備わっている機能と反応して、さまざまな良い効果をもたらすことが、アメリカ等で今さかんに研究されています。セロトニンなどの『幸せ物質』を増やすということもわかっています。とはいえ、まだハッキリと医療効果をうたうことができる状態ではないようですが、CBDの広がりにより、うつなどの精神疾患になってから治すより、自分で予防ができる時代になってきたのではないかと思うのです。
病院でお薬を処方してもらうには、病気と認められる状態まで悪化しないといけないということです。私は軽度の適応障害くらいしか診断されたことがないですが、それでも『治る』っていったいどんな感覚?このお薬をいつまで飲めばいいの?という気持ちになりました。治癒が非常に見えにくい病気で、長期戦を覚悟しなければなりません。
精神疾患は自分の気合いでどうにかなるものではありません。
今年に入ってからも、TVに出るような影響がある方も自死されました。風邪だって気合いでは治らない。近年はすこしずつ精神疾患について意識改善が見られるようになってきたと思いますが、SNSによる誹謗中傷が人を追い込むというような話があとを立ちません。私の会社でも、男性社員同士のいじめがあります。
根本的には『ストレスの原因から離れる』ということは絶対であり、向精神薬であろうが、CBDであろうが補助的なものなのですが、気合で頑張ろうとしてしまう(させてしまう)のが、日本人がまだまだ離れられない価値観だと思います。(コロナでの情勢悪化のことも絡めたいですが話が広がりすぎてしまうのでまた追々)
近い将来、うつを引き起こすようなストレスがない、優しい世界になるでしょうか。
それは残念ながら叶うとは思えません。人の考えを変えるのは大変難しいからです。経済、環境によるストレスも高くなっています。
それならば、「今日は少し気持ちが疲れたな」「リラックスタイムをより良くしたい」「ぐっすり眠りたい」と思ったときに、CBDを適量とり、しっかり休息をとって、また自然体で生きていける自分を取り戻す、という選択肢があってもいいと思いますし、私はすごく健康的だと思います。
自分の感覚を後回しにして、自分からストレスに首突っ込んでいく性質をもっていた私にとっては革命的な存在になりました。まさに『自然体、本当の自分』を目指していけるという喜びを感じます。
大麻に含まれる成分だからと、ひとくくりに『ダメ、絶対。』と言ってしまうのは、あまりにもったいない話だと思うのです。(ハイになる違法の成分はTHCといいます。そのまま葉っぱを吸うとTHCも何もかもひっくるめてになるので違法です。所持がですが…)
日本でも、主に健康や美容の目的でじわじわ市場が拡大しています。yahooや楽天などネットショッピングで『CBD』と検索したら、既にたくさんの商品が出てきます。(あの伊勢丹でCBD入りの化粧品がポップアップショップに並んだこともあるんですよ!)※粗悪品もあるから検査結果の画像などを一緒に載せてるものがいいです。
そんな感じで、私もいずれCBD商品の販売や、CBD入りの食品を提供するカフェなどをやってみたいという夢ができました。
今回はなぜCBDに興味を持ったのか、という話だけで終わってしまいました。
私自身、今すこしずつCBD製品を試していっているところですので、次回はその使用感などについて書いてみたいなと思っています。オイルやお菓子、はちみつに混ぜているものなど、いろんな商品があるんですよ!
気になる方はチェックしてください。
ありがとうございました!