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レジカゴのことを書いていたら、整理整頓を日課にすることになった

誰かに「これいいよ!」と勧められ、でも話を聞いてもイマイチ魅力がわからない。でも、そこまでいいって言うなら、騙されたと思って使ってみるかな…と思って試すと、ほんとに良くてビックリ。結構そういう経験は多い。今回は最近出会った、説明されても魅力が伝わらない品について書いてみる、その第一弾。第一弾を飾るのは

スーパーのレジカゴ

である。

スーパーのレジカゴ。個人で所有できるように、スーパー固有のカゴとは色を別にしてある。大きめのスーパーだと、入り口やレジ付近に売っていることが多い。これ、エコバッグの代わりでしょと思うなかれ。スーパーのレジカゴを持参すると、もれなく買ったものを店員さんがカゴに詰めてくれるのだ。
普通にエコバッグ、もしくはレジ袋の場合

店員さんがレジでピッする

会計済みカゴに詰めていく

会計後の商品を更に自分でエコバッグもしくはレジ袋に詰め直す

という流れになるけれど、自分でレジカゴを持参すると

店員さんがピッする

そのまま店員さんが持参したカゴに詰める

となり、一工程ざっくり削ることができるのだ。そしてこの「エコバッグ等に詰める」作業、想像以上に面倒なものだったと気づく。どの順番で入れるべきか判断が必要だし、詰め方を失敗するとお肉のパックが傾いて、酷い時は汁が漏れたりする。一方、レジカゴに詰めてもらう場合、店員さんはプロなので慣れたもの。どの順番で積むかを瞬時に判断し、綺麗にカゴに収めていく。肉が傾いたりすることはない。お金を払ったら、混雑するサッカー台を横目に、プロに美しく詰めてもらったカゴをさっと手に持ち出口に向かうだけ。非常に楽。非常に時短。

最近気付いたのだが、「これ、やってみたらめっちゃ楽!」と思うものの特徴として、「細かな判断が必要になる」ことが挙げられる。お肉をレジカゴのどこに入れるか等、ひとつひとつは些末なことのような気がするけれど、実際に無くしてみると、自分にとって結構な重荷だったことがわかる。

整理整頓すると仕事が捗る、というのも、目に入るものの細かな判断を無くすということなんだと思う。「え、このゴミ捨てなくていいんだっけ」「あの本、図書館に返さないと…」「新しいスタイラスペンほしいな…」…今軽く目を左右に動かした瞬間だけで、このような雑念が浮かんできた。整理整頓を毎朝の日課にしようと思った。

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